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このモヤモヤはどこから。

昨日も2人でベビー週1回になった検診に行ったのだけど、昨日はここ最近で1番大きい、超絶大きな打撃を受けてしまった。なんでこんな気持ちになったのかわからないけど、ひたすら悲しい気持ちになってしまったのだ。

看護師も、先生も言ってることが全くもってわからない。

ここへきて、言葉の壁が大きく立ちはだかってきた。そもそも子供を産むと大きな出来事に「何とかなる」ことはなくて、準備に準備を重ねて挑むべきなんだな。

人のせいにしちゃダメなんだけど、聞き返すタイミングが掴めない…

左から右へ、ツー

右から左へ、ツー


台湾人の友達がいっていたのだけど、台湾では産後3ヶ月ほどで社会復帰する場合が多いのだそう。女性は子供を産むと脳内が母性モードになっていて、産前のようなキレキレの仕事ができなかったり、おバカになるって台湾ではよく言うんだ、と。そんなまさか!と思ったけれど、私も最近言語能力の衰えが激しい気がする。昨日のクリニックでもまさにこの現象なのか、今まで聞こえていたであろう言葉も自分の中でぐるんとひと回りして「この言葉聞いたことあるなあ」と絞り出そうとしたら話が進んでいて、私の返答するのを待っている語尾強めな看護師が目の前にいる。

「うん、うん」と聞いていてもわかっていない場合もあって、でもそれは本当に良くない。昨日の場合は、即座にわかりません、と自分が言えば良かっただけなんだけど… 


海外でよく思うのは「分からない」ことは相手の顔色を見ないですぐに「分からない」と言う勇気を持つことだ。少しずつ矯正しているつもりだけど、やっぱりまだ相手の会話のペースを重要視してしまう。「うんうん」って聞いてて、質問もしないから、理解できてるのかと思ったよって旦那さんも言っていたような…


今まで不安は全然ないな〜と余裕をかましていた私の顔がよほど引きつっていたのか、悲しそうだったのか、旦那さんも日本語が使えるクリニックを探そうと提案するほど。出産2週間前にまた転院できるのか…?愕然となってぼーっとして魂が抜けたようになってしまった。来週には無痛分娩についても麻酔科医からの説明会があるから参加するように言われているのに。

麻酔科医の説明…?

終わった(笑)


それより、このやるせ無い説明できない気持ちは一体どこから?


今まで通っていた先生の奥さんが日本語サポートをしてくれるクリニックのぬくぬくした環境から、先生の友人だからと紹介してもらってこのクリニックにきた。てっきり日本語が使えると思っていたけど、ここまで全く通じないと思ってなかった…ジャングルで生まれたてで放り出されたライオン?のような急に試練を強いられているような… 


日本語を使わないようにしたいという気持ち+中国語をなるべく使いたいプライドをすっぱり諦めて、ここは日本語サポートに頼ろう!諦めも肝心だ!ということで…日本語サポートサービスを別料金だけどつけられるクリニックにヘルプのメールを入れて、来週新しいクリニックで見てもらえることになったからひとまず安心。メールにも日本語ですぐに対応してくれたクリニックに、自分の力の無さと日本語が使えるありがたさがじわじわと。


海外にいると、予想できないことは色々と起こるものですね〜

こんな事もあったよね、2人で乗り越えたよねといつか旦那さんとのいい思い出として話せるといいな〜、そんな風に思えるまでに気持ちも回復してきてよかったです(笑)









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