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休職中の手続きがわかりづら過ぎるので後世のために残してみる

こんにちは、ひえんです。

休職中3か月目に入りました。


時期でいうとそろそろ復職準備期に入ると思います。

私の場合急性期らしい急性期がなかったので、なるべく昼夜逆転しないように、悪化しないようにと気を付けて生活してきたのですが、

振り返れば体内時計は乱れ自己肯定感は下がり無能感は過去一という最悪の時期に到達しました。

どん底に行かないようにと気を付けたストレスがどん底を呼んだんだと思います。

今は6時半起き10時半寝を目指して頑張ってます。


さて、休職中って意外と手続きが多いんですが、調べてもよくわからないことが多かったんですよ。

なので、今回は自身が体験した範囲で「休職中に利用した制度、機関」「休職中びっくりしたこと」を後世の休職者のために残しておきたいと思います。

(あくまでも自分の体験談なので、詳細については公式のホームページをご覧ください。)


休職中に利用した制度、機関

1.生活自立支援センター

地域によって名称は変わってくると思います。休職に入ってどうすればいいのかわからない私が真っ先に行ったのがここ。

お金のこととか、生活のこととか、困ってることを相談し、利用できそうな制度を紹介してもらえます。傷病手当以外にも、給付金についても紹介してもらえました。場合によってはいろいろな窓口を紹介してくれます。

利用の注意としては相談員さんに依存しないこと。あくまでも相談で、決めるのは自分自身ということを忘れないようにしましょう。


2.傷病手当金

休職に入って心配なのがお金です。

健康保険に加入していれば、傷病手当金を受給できる可能性があります。

しかし、これは誰でも受け取れるわけではなく条件があります。

また、受け取るためには休んだ期間が一か月経過してから申請書を提出しないといけません(事前申請はできない)。

この申請書がまあめんどくさい。

4枚1組で、2枚は自分、1枚は事業者(会社)、1枚は主治医に書いてもらいます。

順番としては、会社、主治医、自分がいいかなと思います。理由は、申請期間をそろえやすいからです。

どういうことかというと。

申請書に不備やミスがあると受給が遅れたり、再提出を求められるケースがあるそうです。

そんな時に会社や主治医に書き直してもらうのは心苦しいですよね。

特に会社は休んで迷惑をかけているので連絡も取りづらい。

なら、会社の書いた書類に合わせたらスムーズなのでは?

と考えられるためです。

休職開始日とか自分と会社でずれがあったらややこしいですからね。

書類がそろったら、保険証にある全国健康保険協会の支部宛に提出します。

審査ののち、通ったら傷病手当金が受給できるそうです。

なぜこんな言い方かというと、これを書いている現在まだ書類がそろわず申請していないからです。



3.自立支援医療制度(精神通院医療)

これは申請した一か所の病院と薬局の通院費用と薬代が自己負担3割から1割になるという制度です。

注意点は、「申請した病院と薬局」で「精神疾患で通院で診察」したときのみ適用範囲ということ。つまり風邪をひいて診察を受けた場合や、入院した場合は自己負担3割のままだそうです。

市役所の障害福祉課で説明を受けられると思います。

指定の用紙を主治医に書いてもらい、窓口に提出すると申請できます。

提出の時は保険証と印鑑、マイナンバーがわかるものを用意しておきましょう。

地域によっては、自己負担分の1割のお金も補助してくれる制度があるそうなので、確認してみてください。


番外編:リワーク、就労移行支援

そろそろ復職しようかな、転職しようかなって思ったときに利用を考えるこれらの施設。

「こういうのって傷病手当受けながら使えるのかな?」と思って調べてもなかなかわかりやすい記事が出てこなかった。

直接全国健康保険協会に問い合わせたところ、就労移行支援を利用すると傷病手当は受給できなくなるそうです。
(追記:会社に在籍中やアルバイトをしている間も利用できないそうです)

それでも大丈夫、という場合は検討してもいいのかもしれません。

ちなみに、利用前の期間の傷病手当は申請してよいとのこと。

心配な場合は一度加入している全国健康保険協会に問い合わせたほうが安心だと思います。


休職中びっくりしたこと

住民税、社会保険料の支払い

これは会社や時期によって変わるのかもしれませんが、私は住民税と社会保険料の支払いも行いました。

住民税については今まで会社で給料から引いてもらっていた分を一括で払うことになりました。

「おいおい、収入がないのにいきなりこんな大金を一括で払えと?」って言いそうになりました。

でも仕方ないですよね、頑張って払いました。

これを読んでいる後世の人たちが予想外の出費で困らないように、一応残しておきます。


終わりに

休職って、社会から見放されたみたいでやっぱりなんか嫌ですよね。

でも、この期間をちゃんと療養とリハビリにあてることで、再発や悪化を防げる確率が上がるそうです。

書類の手続きはめんどくさいし制度もわかりづらいですが、お役に立てたら幸いです。








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