見出し画像

クリエイター(プロ)の意見は鋭どすぎた

社畜ちゃんが自分の仕事の話をした
要約するとこんな感じだ
「街中の良い感じのスポットを写真とともに紹介する小冊子を作っている」

仕事の一部であろうニュアンスであったのだが、社畜ちゃんの学生時代を(ちらっと)知っている僕は嬉しかった、と言うのは今やっている仕事が学生時代に蓄積したノウハウを使うものらしいと思われたからだ


「お店の写真を撮ってもらったんですけどISO1000で撮影してるので、紙媒体に使うのにはつらたん」
社畜ちゃんの会話はいつもよりも専門的な裏付けがありしっかりしたものだった、婚活とか彼氏作るとかのテーマでは完全にヘタレなのに今日の今はかっこいい。
「確かに紙媒体ではISO1000だと荒いのわかるかも」
「ですよね!」
彼女はさも最もだと言わんばかりに頷いた…ようだ
「店の中が暗いのは分かっているので照明とか立てたら良いのに…」
そこの会話描写があいまいなのは、僕には今日後ろめたいことがあるからだ

下記の埋め込み記事は、僕が最近社畜ちゃんを撮影したものを使ってnoteにショートショートを書いたもの

これを「しまうま出版」の「しまうま書籍」で12ページのB5小冊子にして、今この場で彼女にプレゼントして見てもらおうとしていたのだ
それなのによりによって
タイムリーにこの話題このテーマ!よりによって「ISO1000」とは…



社畜ちゃんの話は続いて、ISO1000で撮影した画像の現像は大変だとか、一般職で採用されたのに、画像編集加工映像編集加工ができるので社内で使われてるとか、「アドビイラストレーター」の講義を部内でしたとか、おおよそ新人の給料でやる仕事ではないことをやっているので、そこだけは「ダメじゃないか」とマウントとれたのだけど…


社畜ちゃんの仕事の話がひと段落着いたので、僕のターンだ
実は…(冊子を見せる)
「わ~凄い」 …
タイトルに気が付いてすぐフォローに入る
「確かに雨の日はそう(ISO1000を使ったり)ですよね…」


社畜ちゃんは僕のnoteをたまに見てくれてる
まあ、付き合いの一環かもしれないのだけど
その記事が紙媒体になっているので関心を持ったようだ
(ISO1000で撮影したのだけど…)

しっかりと画像と添付した文章(と言うか文章と添付した写真と言うべきか)を読み込む社畜ちゃん
「やっぱ、紙媒体は良いですね」
「今回は文章が編集しやすくなったんで以前から考えていたこともあって試しに作ってみたんだ」
「すごく良いです…ただ…」
「ISO1000だから?」
「そうじゃなくてフォントが…」
「え?さすが!すぐ気が付くんだ!」
「もう少し雰囲気のあるフォントとかがよさそうです」
「ごめん丸ゴシックでw」
社畜ちゃんの眼力に驚く僕。確かに作る時フォントが5種類しかないのでどうしようかと悩んだのだ
画像自身に文字を組み込むと後で編集し直しするとき再度組み直しになるので面倒くさいが今回のシステムだと後編集なので文字の位置とか誤植とかが変更しやすいのだ
ただフォントの種類が少ないのが…そしてそれを一見で指摘した社畜ちゃん


日頃ポンコツなのにバリバリキャリアのお姉さんを垣間見せた社畜ちゃん
素人の僕に的確なアドバイスをいただくためにも、また紙媒体ネタを仕込んでいくかなと決意した
話の場所のファミレス代は割り勘だった