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論理的思考② 意見と事実を分ける

前回に引き続き、論理的思考について考えていきます。
これを読むと、今日からのお仕事に役立てることが出来ますので、ぜひ参考にしてみてください。

2つ目のポイントは意見と事実を分けて考えようです。

ex.)ある施設のリーダーが部下からこんなことを言われました。
「業務が多すぎて人が足りません。スタッフを増やしてもらえませんか?」

この時、リーダーは「そうか、部下が大変なら人員を増やしてもらうようお願いしよう。」と考えることが多いと思います。

でもこの時気をつけて欲しいのは、部下の意見をそのまま鵜呑みにしては危ないよということです。

一見、部下の要望に応える良いリーダーのように思えますが、これは単純に部下の意見を自分なりに検証せず、そのまま反映させようとしています。

ここで必要なこととして、意見と事実を分けて考えるということです。

事実をしっかりと確認した上で、それに基づいた意見を述べると、説得力が増します👍

特に介護現場では現地現物が大切です。


✔︎ 現地現物=実際に見たりやったりして確かめること


では実際に考えてみましょう。

【部下の意見】
・業務が多すぎる
・人が足りない
・人を増やして欲しい

これに対してリーダーが実際に現場で一緒に業務を行った際、こんな事が分かりました。

【実際の現場】
・たしかに皆忙しそう
・マニュアル通りに出来ていない
・無駄が多い
・コミュニケーションが少ない

以上の事が分かりました。

現状を踏まえたリーダーの意見はこうなりました。

【リーダーの意見】
人が足りないと感じるのは、マニュアル通りに出来ておらず、無駄が多い為である。
また、スタッフ間のコミュニケーションが少なく、円滑な業務が出来ていない。

それを改善するために、
・挨拶の徹底
・週2回、マニュアルに基づいた研修を行う
・声かけの徹底
・毎日勤務終了後、フィードバックを行い、
 業務の改善に努める

このような結論に至りました。

介護現場では、やはり見えてるようで見えていない事が多くあると思います。

ぜひ現地現物を意識し、意見と事実を分けて考えるクセをつけていきましょう。

それでは〜🤲

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