そもそもなんで外国人は日本で働くの?
こんにちは。
干泥です。
皆さんはなぜ外国人が日本に来て働いているのかご存じですか?
今回はその素朴な疑問について、考えていきたいと思います。
それではいってみましょ~
外国人が日本に来る理由
人によって様々ですが、大きくこの3つがあると思います。
① お金を稼ぎたい
② 日本は比較的行きやすい
③ 本当に日本の技術や文化を学びたい
まず多くの外国人は日本に来る理由として①を上げます。
これはなぜかというと、母国ではなかなかお給料の高い職に就くことが難しいからです。
もちろんお仕事もあります。
しかし日本に比べ低賃金なものが多いのが事実です。
また日本では少なくなりましたが、特に東南アジアでは家族を大切にするという文化が根強くあります。
親に育ててもらった分、家族のために頑張りたいという考えを持つ方が非常に多いんです。
そのため、自分が母国よりも物価の高い日本で働くことにより、親に負担をかけるのではなく、自分が家族を支えたり、兄弟を進学させてあげたいといった理由で日本に来る外国人が多いということです。
実際に日本に来た外国人の多くは、毎月母国の家族へ5~10万円ほど仕送りをしています。
しかもそれが当たり前なんですよね。
私たち日本人でも、なかなか毎月この金額を実家へ仕送りしている人は少ないのではないでしょうか。
こういった背景があることを知っているだけでも、外国人に対する見方が変わると思います。
②の理由についてですが、日本では現在様々なビザがあり、日本に来日することが比較的容易になっています。
もともとは母国で大学を卒業している方がもらえる就労ビザや、専門的な知識や資格を持った方がもらえる専門職ビザ、日本人と結婚した方がもらえる身分ビザなどが主流でした。
しかし昨今では学歴に関係なく就労のためにビザが新設されたりと、比較的来日がしやすい環境であるというのも大きな要因ではないかと思います。
もちろん他の国でも似たような制度はありますが、現時点では比較的制度自体の歴史もあり物価も高い日本を選ぶ方が多いのではないかと思います。
特にこれから日本に来る外国人にとって、母国の先輩や友達がいる国のほうが安心できますよね。
③の日本の技術や文化を学びたいという方も少なからずいますが、正直あまり多くなく、希少性が高い印象があります。
なのでこういったことを考えている外国の方は向上心があり、日本語能力が優れているという特徴があります。
特に日本では高齢化社会が進んでおり、介護技術を学びたいという外国人が増えてきております。
これは介護人材が不足しているため、就職が比較的容易である点と、将来母国が同じような状況になることを見据えて今からビジネスチャンスをつかむ準備をしたいという側面もあります。
そこに家族を大切にするという文化を持った外国人の方からすると、介護という業種はとても魅力的なお仕事になりつつあるということですね。
もちろん工業面でも高い技術を誇る日本ですので、そういった技術職の方が学びに来るということも昔からあります。
実際海外の方の技術レベルはとても高いので、工場や製造業では外国人の方が多くお仕事されていますよね。
ベトナムなどに日系企業の工場が多い理由も、物価の安さに加え技術力が素晴らしいからではないかと思います。
このように日本に来る理由は様々ですが、こういった背景を少しでも理解しておくと外国人の見方が変わるのではないかと思います。
今回は比較的抽象的な内容でシェアしていきましたが、今後より具体的な部分を皆さんと共有出来たらと思います。
もし周りに外国の人がいたら、なんで日本に来たの?と聞いてみてください。
意外なお話が聞けたりして面白いですよ。
早く日本でも多くの外国人が働きやすい環境になったらいいなと思います。
ではまた~
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