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2024年9月19日の政治・時事ニュース ネトウヨはMAGA化するのか?

さてメインストリームメディアの関心は「統一教会問題で反省していない自民党」ということになりつつあります。彼ら曰く現在の総裁選挙は地方予選のようなものでその先には政権交代があると言うことになっています。

ところが実情を見ると有権者は必ずしも清潔な政治を求めているように見えません。適度に汚れていてくれる方が都合がいい。自分たちも頑張らずに済むからです。水は低きに流れるのですから、マスコミの「意識高い系」の願望は成就しない可能性が高い。

さてそんな中「高市潰し」がネット上で反発されています。岸田総理の投稿にもネトウヨ=高市派から大勢の請願が出る始末で岸田総理の炎上力の高さが健在である事がわかります。

しかし、とはいえネトウヨは所詮烏合の衆で実体は孤立した砂粒のような個人の集合体です。

しかし、この烏合の衆が政治に大きな変化をもたらすことがあります。それがMAGA共和党員です。共和党エスタブリッシュメントはティーパーティと呼ばれた彼らを利用していると考えていたでしょうが、最終的にトランプ氏に乗っ取られてしまいました。ニッキー・ヘイリー氏を立てたのですが全くかないません。ネオコンと呼ばれた人たちは共和党に見切りをつけ民主党のハリス副大統領支援に回っています。

ということで今後ネトウヨを利用した気になっていた自民党がネトウヨに簒奪されるのか、あるいはこのまま彼らが離反するのかというのが自民党総裁選の隠れた争点になっているように思えます。小泉進次郎氏の失速と高市氏の躍進は新たな自民党の新時代の到来を意味します。

最後には「清潔な民主主義が勝つ」と考えるマスコミでは得られない視点だと思います。彼らが正しければ今頃は立憲民主党政権ができていたはずなんですよね。

FOMCは0.5ポイントで決着しました。Xの反応を見たのですがおそらく状況をよく飲み込めていない人が多いのでしょう。自分たちの説に強引に当てはめて独自の展開をしている人が多数でした。実際には直後・声明後・翌日で状況が異なることが多く(一晩寝て冷静になる)今大騒ぎするべきではないと思うのですが、投機熱が高まっていますからそうも言っていられないという人が多いのでしょう。

ヒズボラの無線装置爆発の件でも進展がありました。日本では中東の混乱としか受け止められていないですが、アメリカやヨーロッパでは「自分たちのスマホは大丈夫だろうか?」と考える人が出てきたようです。CNNが事態が思わぬところに転がらないように「私達の電子機器について知っていること」という記事を出しています。断片的な情報を見かけても安易に拡散せず追加情報をしらべたほうが良さそうです。ポケベルは台湾のメーカーのものだったようですが新しく爆発したトランシーバーは日本製と言う情報が出ています。今後の情報に注目してください。

最後はブレグジットでイギリスの経済が打撃を受けていると言う記事。政治家が嘘まで付いて脱退したわけですが、ドイツもシェンゲン協定の精神に反する決定をしています。もうちょっとまっていればこんなことにはならなかったのかもしれません。


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