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The Key Questions 編集後記

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The Key Questionsの記事を書いた後の感想をまとめます。
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#日銀総裁

編集後記:日銀とロシアの暴走

日銀総裁の衆議院での面談についての記事を一通り準備して寝かせました。結果的には何事もなく無難に終わった印象です。 もう1本くらい書けるかな?と考えてメドベージェフ氏がポーランド国境の押し戻しを主張したという記事を書いたのですが、意外と下調べやらチェックやらで時間がかかりました。集団トラウマみたいなものに触れてしまったのが時間がかかった原因だと思います。 ということで所要時間40分くらいで日銀の話を推敲し終わりました。 ちなみにパンチボールはパンチングボールではありません

編集後記:アメリカの一般教書演説は分断を確認する儀式に……

今日のテーマは一般教書演説についてです。バイデン大統領の主張に対して「嘘つき!」というヤジが飛び盛んに報道されていました。 ただ書いているうちに「ペロシさんもトランプ大統領の原稿を破り捨てたりしてたなあ」などと思い出しました。State of the Union Addressという言葉とは裏腹に分断を再確認する儀式になってます。 今日見つけた記事は高市早苗さんが「差別を禁止する法案なんか作ったら企業がLGBTを採用しなくなる」と主張しているというものです。それを防ぐのが

編集後記:日銀総裁人事についてなど

どうも難航しているようなんですが、民主党時代から「専門家に何とかしてもらいたい」という依存体質があったようなんですよね。これが安倍政権にも引き継がれています。 このため本命候補がどちらも難色を示しているという可能性もありそうです。コロナの尾身茂さんのように批判の矢面に立たされる可能性は極めて高いですから。 ブログで安全保障や金融などの「大きな問題」以外のことを書くと離反されたりするんですが、個人的には国枝慎吾選手の引退にも注目しています。スポーツとしてみてもらいたいという

編集後記:学校を原理主義的な宗教組織に例えてみました

今日は昨日から書いていたものを先にリリースしました。最初の記事はこれ。文部科学省を頂点とする学校を原理主義の宗教団体に例えてみました。つまり永岡さんは教祖の地位に祭り上げられてしまったわけですね。 もう一つは日銀総裁人事です。ワイドショーは首相秘書官の更迭で大騒ぎしていますが、実はこちらの方が問題としては大きそうです。仮に報道が事実だとすると、岸田総理が「決めて責任を取る」ことの重さにつぶれかけていることになってしまうのですが、岸田さんには上司がいないですから誰にも相談でき

編集後記:たかが気球で米中対話がストップ

ということで事前に準備していたのは気球問題でした。人権問題とか暮らしの中の地方政治みたいな話題はさっぱり盛り上がらないのですが「米中のどっちが悪いんだ」的な話はQuoraでは非常に盛り上がる傾向があります。YouTubeで流れてくるアメリカのテレビでは「今撃ち落とされました!」みたいな速報をやってました。 もう一つは日銀総裁の話ですね。おそらくFX系の人たちの関心事は円相場がどう動くのかだと思うのですが……一応押さえておくことにしました。今回はサプライズなしということになり