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The Key Questions 編集後記

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The Key Questionsの記事を書いた後の感想をまとめます。
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#高市早苗

クレディ・スイスの救済劇で世界の金融システムの安定は保たれたのだが……

クレディ・スイスが救済され世界の金融システムの安定はかろうじて保たれたようですが、スイスの威信はかなり落ちたようだとBBCが解説しています。おそらく今後も同じようなおとは度々起こるはずですが、スイスはこれと付き合ってゆくしかなさそうです。 もう一つは高市早苗さんの問題です。立憲頑張れ、高市頑張れといった感じみたいですが、結局は「生意気だから潰されかけているんじゃないか?」と思いました。現役世代でこういう戦いを強いられている人も実は多いと思うんですよね。

維新の躍進が関西の自民党と共産党を揺らしているようです

京都、奈良、和歌山の事例を挙げて維新の躍進が既存政党の内部に亀裂を生じさせているようだという話を書きました。 ちょっと強引なまとめになってます。 クレディ・スミスの買収は現在詳細の発表が行われているところです。おそらく日本語の記事が出るのはしばらく経ってからだと思います。

「女が故郷に帰って出産したら奨学金をまけてやる」という発言が批判を呼んでいるそうです。

私は蓮舫議員のTwitterで知りました。ひどい発言だなあと思う一方で当事者の衛藤晟一元少子化対策担当相はなぜ批判されているか全く理解できないんだろうとも思いました。 心配されていたCPIは「どう読んでいいかわからない」という状態だったようです。市場は引き続き動揺しているようですが、カタストロフィック(壊滅的)な混乱はひとまずは起こりませんでした。 ちなみに、最近のブログのヒットは経済ネタではなく「高市さん問題」です。昨日の岸田さんが高市さんを救済しなかったという話を大勢

シグネチャーバンクが破綻しましたが「世界の終わり」は今の所訪れていません

まずは共同通信の記事をいくつか拾ってサラサラっと高市早苗さん問題についての顛末をまとめました。私は午前の審議は見逃してしまい現場の目撃者にはなれませんでした。ただ、どうなんでしょう。もうこの問題に興味を持っている人はそれほど多くないのでは?と思うんですよね。 次の話題はシグネチャーバンクの破綻です。矢継ぎ早に対策が打ち出されたことから今の所大きな破綻は起きていないようですが、予断を許さない状況はしばらく続きそうです。 タイトルはやや煽り気味ですね。

高市vs小西の「異種格闘技戦観戦ガイド」を書きました

高市vs小西の議論で連日盛り上がっていますよね。ただ巷の意見を聞いていると「マスコミで連日報道されているのに何が論点なのかさっぱりわからない」という人や「どっちかに参戦したいんだけど合理的な説明が見つからない」という人が多くいそうです。そこで論点を箇条書きにしてみました。 これを読んで祭りに参加してみてください! というのは嘘です。 実際に書こうとしたのは岸田内閣がはっきりとモデレーションしないせいで議論が「どっちが悪い」に収束していったというものです。モデレーションな

放送法の歴史について調べていて「結局最後に笑ったのは総務官僚かも」と思いました。

もともとは放送法の公平原則について調べるつもりだったのですが、調べていて「結局総務官僚に踊らされているだけなのではないか?」と思いました。単なる憶測であって根拠はありません。なのでタイトルには含めませんでした。 官僚が問題のある政治家の文書を貯蓄しておいて、いつでも好きな時に取り崩して「政治にメッセージが送れる」としたらそれはちょっと問題なんだろうと思います。 だた、これをきちんと専門的に解説しつつ問題点を抽出するような識者は現れないかもしれません。特に日本の保守系言論が

論理的に考えると見えてくる「高市さんが終わった」理由、ほか

悪口として「ああ、高市さんオワタな」というのは簡単なんですが、ノートに可能性を書いて整理してみるとなぜ終わったのかが明確になります。今回やってみてよかったなと思ったのは「官僚が文書を持ち続けること」の危険性という別の問題を掘り起こすことができたことです。官僚はいつでも文書を公開してその時の政権にダメージを与えることができるようになります。 これを防ぐには文書を原則公開にしないといけません。これも感情的な批判に終始していては見えてこない点なのかなと思いました。 ただTwit

結構、後で問題になりそうな徴用工問題の「解決」他1本

前回まで複数回「放送法解釈変更問題」について書きました。この話は急速に高市vs小西のプロレスに変化しつつあります。高市さんを主語にするとアクセス数が伸びるのですが、小西さんがゲリラ戦に成功したという記事にはあまり読者がつきませんでした。 高市さんが落ちてゆくところを見たい…… そういう人が多いんでしょうね。どう応戦するかが気になります。 「問題を煽るとは何事か?」という声も聞かれそうですが、実は日本の劇場政治化の動きは戦前の議会制民主主義勃興の時代からありました。その後

赤木俊夫さんの件は実は今回の小西vs高市異種格闘技戦に大きな影を落としてるんでしょうね。

シェークスピアの戯曲を思い出しました。大臣を庇っても官僚が報われることはないということは当事者たちはよくわかっていると思うんです。さらにそれを恨みに思っている官僚が実は多いのではないかと怯えている政治家も多いのかもしれません。 もう一つはめげずに書いている国際政治関連の動向です。誰も読んでくれないんですが、どうすればいいんですかね。アイディアを募集したいです。

「辞める辞めない」とか「ハシゴを外された」とかみんな大好きですよね他2本

今日の記事は高市さんの話、トルコの野党が分裂した話、岸田総理と日韓関係の3本です。 まずはこちら。しばらく騒ぎがおさまりそうにないですね。日本人が大好きな、辞める辞めないの話題です。 ちなみにブログの「いいね」の数はこの記事よりも「岸田総理はそろそろ……」の方が多かったです。どういう人がどういう感情でいいねを押しているのかはわかりません。岸田さんはリベラルからも保守からもあまり好かれていないのかもしれないですね。あるいはカリスマ性のなさに昔を懐かしんでいる人が多いのか?

小西洋之 vs 高市早苗他……

高市さんの「本当だったら辞めてやる」発言で一気に劇場型の展開になりました。こういうのはTwitterの方が向いているかなあと思い久々にTwitterに先行投稿してしまいました。 次はおそらくあまり読まれないであろう国際情勢ネタ。宗教シオニスト党の財務大臣が西岸の軍の統括権を握り「村を消滅させる」と息巻いているというお話ですが、おそらく日本人はあまり興味を持っていないものと思われます。 最後は岸田総理の発言をBBCが批判的に取り上げているというものです。構成主義という「価値

編集後記:新しい日銀総裁について・高市早苗さんについて・トルコの耐震基準について

ということで今回は全く傾向が違う記事が3つ並びました。 財務省も日銀も責任は取りたくないということなんでしょう。1964年以来の民間からの登用だそうです。 高市早苗さんが「私はいいと思うけど当事者の一部がね」とLGBT法案を牽制しました。ですがおそらくこれは得策ではなかったと思います。風向きが変わっているので早めに軌道修正した方がいいです。 最後はトルコの建物倒壊の話です。やはり人災だったということになりつつあるようですね。

編集後記:アメリカの一般教書演説は分断を確認する儀式に……

今日のテーマは一般教書演説についてです。バイデン大統領の主張に対して「嘘つき!」というヤジが飛び盛んに報道されていました。 ただ書いているうちに「ペロシさんもトランプ大統領の原稿を破り捨てたりしてたなあ」などと思い出しました。State of the Union Addressという言葉とは裏腹に分断を再確認する儀式になってます。 今日見つけた記事は高市早苗さんが「差別を禁止する法案なんか作ったら企業がLGBTを採用しなくなる」と主張しているというものです。それを防ぐのが