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The Key Questions 編集後記

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The Key Questionsの記事を書いた後の感想をまとめます。
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#イスラエル

2024年6月9日の政治・時事ニュース 権力に執着すると犠牲者のことなんかどうでもよくなる……

鹿児島県警で元幹部の秘密漏洩事件が起こりました。ところがこれは内部通報であるという主張が裁判所で展開されたことで大騒ぎになりつつあります。メディアはさすがに独自調査をしないと報道できないんでしょうが「ハンター」というサイトには内部通報を受けて書かれたとみられる記事が複数掲載されていて現在報道されている以外にもいろいろ行われていた疑いがあるようです。仮に内部通報者が正しかったと仮定するとキャリアを守りたかった本部長とそれに追従した人たちのメディア弾圧ということになってしまいます

2024年5月7日 イスラエルに見る集団思考と緊急事態の恐ろしさ

政党として埋没しつつある国民民主党の玉木雄一郎代表が連日緊急事態宣言について情報発信をしています。これを「ああ愚かな人だな」と思いながら見ていました。緊急事態であっても国会が冷静にチェックを効かせれば問題は大きくならないと言っています。おそらく動機は日本会議系の改憲論者を惹きつけることにあるのでしょうが、そのために結論ありきで無理矢理な議論を展開しているわけですね。そして連日Xで「自分に反論してくる人は我が主張をきちんと読んでいない」などと嘯いています。 有事の議論なので有

2024年5月6日 政治・時事ニュース アメリカは1968年の混乱を再び体験するかもしれない

どうせ連休中は難しい政治の話なんか誰も読まないだろうからと憲法改正議論についてダラダラと書いて終わりにしようと思っていました。おりしもXでは小西洋之氏と玉木雄一郎氏が「じゃれあい」を始めてしまい「どっちもプロレスなのになあ」などと思ってしまったんですよね。 ただ、機能書きかけた記事を書いているうちに「名前のなかったあの例の団体」が日本会議系であるということがわかり、自民党はまだ日本会議と手が切れていなかったんだなあなどと思いました。報道写真を見て「名乗れないほど恥ずかしい団

2024年4月20日の政治・時事ニュースまとめ 第三次世界大戦の始まりではなく神話の崩壊

英語の記事まとめは、昨日のイスラエルの攻撃ではいくつかの神話が崩壊したが、人々はまだそれを受け入れられないでいるという趣旨のことを書きました。 まずQuoraでニュースをまとめ…… それを3つに分析してそれぞれの立場から分析しています。 日本の反応も見ていましたが「有事には株は買いだ」みたいなニュースが飛び交っていました。投資はギャンブルで戦争はそのギャンブルの判断材料みたいな捉えられ方をしているのかもしれないですね。

2024年4月16日の政治ニュース 中東危機はいまだに継続中 日本ではドル円が154円台に

中東危機はいまだに継続中です。これを書いている時点でイスラエルは深夜なんですが「空軍が反撃準備を完了したようだ」とか「なんらかのアクションは起こすようだ」という噂が飛び交っています。 ただ日本のメディアを見ているとイスラエルの情報はそれほど多くないですよね。おそらく多くの人が関係ないやと思っていると思います。唯一影響があったのはドル円相場です。介入目前の154円というところに入りました。IMF会合で金融当局者が集まるようなのでここで話し合いが終わるまでは介入はないのかもしれ

2024年4月15日の政治時事ニュース 危機は去っていなかった模様

昨日の朝はのんびりとした日本のテレビを見ながらYouTubeでイスラエルの様子をライブで見ていました。空襲警報が鳴り響き騒然としたようです。ですが程なくして専門家たちから「これは管理された戦争であり大事にはならないだろう」というコメントが出てきます。 ああそうなのか……と思い「管理された戦争」というタイトルで状況を整理し「これは歌舞伎なのです」と書こうかなあなどと思いその日は一旦終わりになりました。 ところがその後24−48時間以内にイスラエルが報復するらしいという人たち

古代から連綿と続く「奴隷解放」と「隷属化」の連鎖から人々は逃れられません

あまり読まれない傾向の記事なのですが、アメリカの地位低下を考える上では重要なテーマだと思うので、かなり丁寧に観察しています。ですがそうした地政学上の問題を除いても「古代から続くヤギの屠殺の儀式」をきっかけにミサイルが飛び交う事態になっているという点には驚きを感じます。

イスラエルの司法改革が一旦休戦状態に

内外の反発に考慮して一旦休戦となりました。国会を閉じて多数派工作をやり直すようです。 多分イスラエルの話はそんなに読まれないと思うのですが「中国は怖い国」がかなりアクセスされたので「今日はいいことにしょう」と思いました。 中国の件は、地上波はWBC一色でしたから「情報を知りたい」という人が多かったのでしょう。中国に関しては林外務大臣が訪中するのではないかとか、二階氏が訪中を計画しているとかさまざまな話が出てきています。 もう一つ、イギリスがTPPに加盟するというニュース

今回の記事は、保守の本音、暴走するイスラエル、中国はやっぱり怖いの3本です

最初の記事はちょっと前の城内実さんの発言。保守は親米なんじゃないのか?と思ったのですが、どうも違うようだと言う話です。ただこの発言自体は全く注目されませんでした。高市早苗さんみたいに「大臣やめる」と言うような派手さがなかったからなんでしょうね。 次は順調に暴走するイスラエルです。結構な騒ぎになっていて日本での報道もやや増えてきました。 最後は「中国は怖いね」ですから、まあ記事というより感想ですね。

YouTubeに元日銀理事がゆるっと出演しゆるっと「2%」の意味について語る

単に、高橋弘樹さんのReHacQの視聴日記なんですが、YouTubeに元日銀の人が出てくると「なんだ日銀もこんなもんか」と思えていいなあと思いました。あと、すでに登録者が25万人程度になってました。退社後1ヶ月にしてこの数字はすごいです。 もう一つの話も深刻といえば深刻なのですが、おそらく日本ではイスラエル情勢に興味を持つ人は多くないんだろうなあなどと思いました。一応書いてはみましたが……

小西洋之 vs 高市早苗他……

高市さんの「本当だったら辞めてやる」発言で一気に劇場型の展開になりました。こういうのはTwitterの方が向いているかなあと思い久々にTwitterに先行投稿してしまいました。 次はおそらくあまり読まれないであろう国際情勢ネタ。宗教シオニスト党の財務大臣が西岸の軍の統括権を握り「村を消滅させる」と息巻いているというお話ですが、おそらく日本人はあまり興味を持っていないものと思われます。 最後は岸田総理の発言をBBCが批判的に取り上げているというものです。構成主義という「価値

編集後記:2025年に米中戦争? アメリカ軍高位軍人の動揺など

イスラエルとパレスチナの間に緊張が走っています。もともと右派傾向の強いイスラエルの政権がパレスチナ問題を刺激したという側面があるのですが、アメリカはいち早くイスラエル側への肩入れを表明しました。これが今後どのような影響を与えるのか、と考え込んでしまいます。 もう一つの記事は「2025年に米中戦争がある」という話です。YouTubeあたりだと「なんだ釣りの記事か」で終わりそうですが、出元は意外なところでした。 もう一つ、マスクで自己責任を求めるなら自己裁量権も認めるべきだと