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高齢者施設に営業は必要か【20/1000】※再投稿

#note1000本ノック
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お世話になっております。
ヒデユキです。

さて、今回は、本業のお話です。

高齢者施設に営業は必要だと思いますか?

私自身この問に関しては「yes」とゆうより必須だと思います。

自分がその立場にあるからポジショントークと言われればそうなのかもしれないが、ソレを差し引いても必要です。

10年前、僕が駆け出しの頃は、施設の営業マンと言うだけでケアマネさんやMSWさんから冷ややかな目で見られてました。
何よりも私自身「人の生き死に携わるサービスに営業なんて良いのだろうか」こんな風に思ってました。

しかし、ある相談者の見学対応を行った時に180度考え方が変わりました。
その方は、ある日、飛び込みで見学にいらっしゃったご長男夫婦でした。

話を聴くと要介護5で全介助の父親を24時間ヘルパーを入れて毎月、介護保険外の負担も含めて数十万円の支払いをされているとの事でした。

経済的には余裕があるようでしたが、それでも毎月の高額な出費は楽ではありませんでした。

何よりもお嫁様(長男様の奥様)がヘルパーさんと一緒に義父のお世話をされていたので体力的にも精神的にも、かなり弱ってらっしゃいました。

改めてお父様の状態を確認すると
・要介護5
・全介助
・医療的処置は無く服薬管理程度
・認知症診断はあるが周辺症状は無い

はっきり言って介護付有料等の24時間介護サービスを提供する施設であれば受け入れができない訳が無い、むしろこの様な方のために介護施設はある訳ですから。

勿論、受け入れが問題ない旨を伝えた後に、「ここ迄ご自宅で頑張ってこられた理由は、お父様の希望ですか?」と伺った時の答えに私の営業観は、180度変わりました。

その答えが「こんなに大変な親が、施設に施設に入れて貰えるとは思ってませんでした」
そうです…ただただ、この方達は知らなかっただけでした。

この時、私は想いました。
今まで何を遠慮していたんだろう。
他者の視線を気にして、くだらないバイアスに囚われて結局何者にもなれない。

介護事業に携わる者の本文の一つが介護で困った方
のお手伝いをする。
と言うのであれば、私は完全に役割を果たしていませんでした。

それ以降、あらゆる形で情報発信(営業)を行いました。
県外の遠方エリアへの訪問営業
居宅、連携室等の事業所へDM
新聞折り込みチラシ
ホームページの改修
リマーケティング広告
介護相談会等のプル型販促

兎に角、1人でも多くの介護で困ってる方に伝わるように営業活動を行いました。
時には、ケアマネさん・MSWさんに拒否的な反応をする人も居ましたが、全く気にしません。

何故ならその方達は、条件反射で営業を嫌っているだけだから。

でなければ、先程の相談者(父親)に着いているケアマネが、在宅で限界を感じている家族に施設の提案をしなかった理由が見つからないんです。

※決して全てのケアマネさんMSWさんを非難するものではなく、一部の思考停止した方についての話ですが、気分を害された方がいたなら申し訳ないです。

ですが、一部の方の感情を気にして本当に伝えなくてはならない困っている方に伝わらないのであれば、前者は無視してでも伝えるべき方に伝える。

この考えは、今のところ変わらないです。

しかも考え方が変わって以降、営業としての実績も年々伸ばしてますし、口コミ件数も年々増加してます。

話がそれてしまいましたが、営業の必要性と言うより、介護事業における営業の本質は、利己的では無く利他的という事が言いたかったわけです 。

これからも、あらゆる形で情報を発信して少しでも多くの方の介護問題の解決に役立てればと思います。

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