見出し画像

【即興芝居WS】 "CORE" の考え方

 即興芝居のワークショップを行いました。
「起承転結」の「起承」の創り方に重きをおいたワークです。
「転」や「結」は、「起承」とは全く別の能力が必要になる為、
現時点ではいったん後回しにしています。

この「起承」を創る過程で非常に有効なのが、
「CORE」という考え方です。
この「CORE」というのは
以下の4点の頭文字を取り付けられた名称となります。

・C … Character (キャラクター)
・O … Objective (目的)
・R … Relationship (関係性)
・E … Environment (環境)

「これから物語を創作していくなら、
 まずは最初にこの4つをハッキリさせようぜ!」というわけです。

この4つを明確にするのには理由があります。

それはいたってシンプル。
"観客が感情移入して物語に入り込めるようにする為" です。

"即興芝居" である以上、
お客さんの感情を揺り動かすのが
演者の仕事です。

そして観客の感情を揺り動かす(感動させる)ためには
この4点をしっかり抑えておかなければなりません。
 (4点の各項目はまた詳細に説明を行います)

逆に、
この4点が抑えられてない作品は
観客の感情移入の度合い、ひいては
満足度が上がりにくい傾向にあります。

この「CORE」を抑えておくと、
これから始まる物語の説得力が
変わってきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?