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【2022年度版】暗闇フィットネス店舗数ランキング

こんにちは!
渋谷、大宮でパーソナルトレーニングジムを3店舗運営している岡崎秀哉(@hide_sharez)です。

フィットネス業界の様々なジャンルについてまとめていますが、今回は「暗闇フィットネス」についてまとめていきます。

1.暗闇フィットネスとは?

「暗闇フィットネス」は、暗闇空間のスタジオ内でエクササイズを行うフィットネスプログラムです。その空間内で行われるエクササイズは様々あり、バイクエクササイズ、ボクササイズ、サーキットトレーニングなどがあります。
また、暗闇空間だけでなく、ミラーボールやスポットライトで雰囲気を演出したり、EDMやHIPOHOPなどのノリの良い音楽が流れていたり、クラブ、ディスコのような感覚でエクササイズを楽しむ演出が特徴的です。
アメリカなどで流行っていた「暗闇フィットネス」が日本に本格的に上陸したのは2012年。日本のフィットネス業界においては、まだ10年ほどしか経っていない新興勢力と言えます。
今回は、どのブランドが上位を占めているのか、それらの前年からの変遷はどうなのか、といった状況について店舗数を基準にしながら考察していきます。

2.【2022年度版】暗闇フィットネス店舗数ランキング

暗闇フィットネスのブランドを店舗数順に紹介していきます。昨年との比較も記載していきますので、チェックしてみて下さい。

■feelcycle(フィールサイクル)
暗闇フィットネスのパイオニアであり、トップを走り続けているのが「feel cycle」です。他の暗闇フィットネスブランドも展開しています。
2023年4月現在、40店舗を展開しています。
昨年調査時と比べて2店舗減少している状況です。

■Jump One(ジャンプワン)
「Jump One」は業界トップの「feel cycle」を運営しているベンチャーバンクグループが展開している別ブランドです。
暗闇フィットネスの店舗数1位、2位を同じ会社が運営しているので、如何にダントツか伺えますね。
2023年4月現在、15店舗を展開しています。
昨年調査時と比べて3店舗増加している状況です。

■b-monster(ビーモンスター)
「b-monster」は、2015年に当時20代の姉妹がスタートさせたブランドとして、非常に注目を集めました。
2023年4月現在、12店舗(海外4店舗も含む)を展開しています。
昨年調査時と比べて、店舗数に変化はありません。

■ボクシングフィットネスNOA
「ボクシングフィットネスNOA」を展開する株式会社ノアは、創業50年以上、様々なジャンルの飲食店、スタジオ、カルチャースクール、サロン、レンタルスペース、コインロッカー、パーキングなど多角的に経営している会社です。
2023年4月現在、9店舗を展開しています。
昨年調査時と比べて2店舗増加している状況です。
2019年からスタートした暗闇フィットネスのカテゴリーでは後発組ながら、順調に店舗数を伸ばしています。

■EXPA(エクスパ)
「EXPA」は女性専門の暗闇フィットネスで、RIZAPと同じ運営会社です。
2023年4月現在、4店舗を展開しています。
昨年調査時と比べて4店舗減少している状況です。
2020年には14店舗、2021年は8店舗だったので、少しずつ規模を縮小しています。

■MITTNESS(ミットネス)
「MITTNESS」は女性専門の暗闇ボクシングフィットネスのスタジオです。
2023年4月現在、5店舗を展開しています。
昨年調査時と比べて、店舗数に変化はありません。

■CLUB(クラブ)
「CLUB」はフィットネスクラブで行われているようなグループレッスンを暗闇空間で受けられるイメージのプログラムを提供しています。
2023年4月現在、3店舗を展開しています。
昨年調査時と比べて、店舗数に変化はありません。

■OLUTANA(オルタナ)
「OLUTANA」は、千葉県を中心に24時間ジム、ピラティススタジオ、パーソナルトレーニングジムなどを展開している会社が運営しています。
暗闇で30分間のバイクエクササイズを行うスタジオです。
2023年4月現在、2店舗を展開しています。
昨年調査時と比べて、1店舗減少しています。

■Play Ground(プレイグラウンド)
「Play Ground」は、短時間でより多くのカロリー消費を目指すサーキットプログラムを提供しています。「Jump One」「feel cycle」を運営しているベンチャーバンクグループが展開しているブランドですが、2つのブランドと比べると少し縮小気味な傾向です。
2023年4月現在、2店舗を展開しています。
昨年調査時と比べて、2店舗減少している状況です。

3.まとめ

店舗数を見てみると、業界全体としてはそこまで規模は大きくなっていないと思います。個人的には、コンテンツは比較的若い年齢層向きで、金額的にはフィットネスクラブなどよりも少し高いので、高齢化が進んでいたり、平均所得が低いエリアでは受け入れられづらいサービスなのでは?という気がしています。つまり、都心部がメインとなる出店エリアであり、そういう意味では、ある程度出店し切ったのかもしれません。また、密室空間で集団で受けるサービスなので、コロナの影響はかなり受けたとイメージできますし、オンラインなどに置き換えづらく、以前の顧客数、売上までなかなか戻らない状況なのかもしれません。
2020年以降は大きく変化が起きていない業界だと思うので、コロナも少し落ち着いてきた2023年の動きが楽しみです。


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