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185.天才恐るるに足らず。

https://www.amazon.co.jp/私の財産告白-実業之日本社文庫-本多-静六/dp/4408551228

こんにちは^ - ^

今日は上記の『財産告白』を拝読しました。

著者の本多静六は、貧農に生まれながら苦学して東大教授になり、「月給4分の1天引き貯金」を元手に投資して巨万の富を築きました。

停年と同時に全財産を寄付して、働学併進の簡素生活に入った最晩年に語った普遍の真理が説かれていて、

「人生即努力、努力即幸福」をモットーに生きた人生の達人による幻の名著と言われています。

その中でも、個人的に印象的だったのが、

「天才恐るるに足らず」

です。

「仕事に終われないで仕事を追う」

これご、凡人者の天才者に対する必勝(とまではいかなくても不敗の)職業戦術

と著者はいいます。

天才マイナス努力には、凡才プラス努力の方が必ず勝てる、と。

「上位は常に空席である」

どの組織においても、あるいは組織のトップにとってもこれは当てはまります。

常に高い次元にいくための道は開かれているので、

人生即努力、努力即幸福、を意識して、常に上位を目指し続けます。



【参考:本多静六の名言】
「金儲けは理屈でなくて、実際である。計画でなくて、努力である。予算でなくて、結果である。
その秘伝はとなると、やっぱり根本的な心構えの問題となる」

「金というのは重宝なものだ。ところが、世の中には、往々間違った考えにとらわれて、
この人生に最も大切な金を、頭から否定してかかる手合いがある」

「投資の第一条件は安全確実である。しかしながら、絶対安全をのみ期していては、いかなる投資にも、手も足も出ない。だから、絶対安全から比較的安全、というところまで歩みよらねばならぬ」

「人生の最大幸福は職業の道楽化にある。
富も、名誉も、美衣美食も、職業道楽の愉快さには比すべくもない」

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