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『Thriller』 1980年代 世界的大ヒットを記録♬
こんにちは、Hideです🎵
80年代の洋楽を話題にしてきましたが、これなしでは80年代を語れないマイケルジャクソンの「スリラー」のお話をしていきます。
以前、「フットルース」という映画のサントラ盤が、何人かのアーティストの曲で構成されたコンピレーションアルバムで貸す多くのシングルヒット曲を輩出した事を話題にしましたが…
この「スリラー」は、発売から現在まで、7,000万枚という驚異的な販売枚数で、史上最も売れたアルバムとされています。
もちろんそこからシングルカットされた曲も大ヒットしています。
80年代世界を席巻したアルバム「スリラー」を紹介します。
![](https://assets.st-note.com/img/1700697863473-017gv6M3qy.jpg)
当時、世界の音楽界には革新的だった
この「スリラー」が発売されたのは、1982年の12月1日でした。
私が高校3年生の時で、行きつけの近所のレコード店で、店主から強いオススメをされ、訳もわからず買ってしまったLPアルバムでした。
当時はまだレコードでした。
マイケルジャクソンという名前は知っていましたが、詳しいことはわからず、「絶対にこのLPは良いから買った方が良い」と言われ騙されたつもりで購入してしまいました。
私の高校最後のバンドのライヴでも、BGMとして流しています。
発売2ヶ月後で、そこまで話題にはなっていない頃でした。
プロヂューサーにクインシージョーンズを起用し、新たな試みを数多く含んだアルバムでした。
当時、MTVというアーティストのPV(今でいうMV)を流しているチャンネルで、そこからヒット曲が生まれるといった感じでした。
当時は、まだ人種差別があり、黒人の作った音楽は流さないというMTVの方針に対し、発売元のCBSから圧力で放映に至りました。
そこからあのPVの名作「スリラー」が世界で話題になったのです。
このアルバムには、ポールマッカトニーとのユニット曲や、ギタリストに当時ロックギタリストの雄だったヴァンヘイレンを起用するなど、マイケルのダンス等も含め、R&Bのシンガーとしては革命的な事を次々と行なっていったのです。
このアルバムは全米で37週に渡って1位を記録し、他7カ国でも1位を獲得。
日本でもオリコン洋楽チャートで84年2月から12週連続1位を獲得し、オリコンで史上2枚目の洋楽アルバムを達成した。
2012年には、世界記録として、7,000万枚のギネス認定を受けています。
アルバム収録9曲中、7曲がシングルカットされ、いづれも全米TOP10入りする快挙も成し遂げました。
ドラマ風に作り上げたアルバム同名曲「スリラー」のPVも、ゾンビダンスでMTVで凄い人気を得て、日本でもビデオデッキの普及に影響を及ぼしました。
ムーンウォークもアルバム収録曲でシングルになった「ビリー・ジーン」から生まれている。
ちなみに私も、このビデオが観たくて、ビデオデッキを購入した一人です。
82年暮れのリリースでしたが、本当にヒットして話題になったのは83〜84年にかけてでしたね。
![](https://assets.st-note.com/img/1700698398018-I9P3N2FeZr.png?width=800)
とにかくプロモーションビデオが凄かった
このアルバムは、全9曲の収録曲もクオリティーが高かったが、プロモーションビデオに圧巻されましたね。
特に「スリラー」は必見物です。
マイケルが狼男に返信したり、ロスの本物のギャングと集団ダンスを行なったり、ゾンビダンスはすごくリアルでした。
PVとしては異例の14分という大作でした。
ヴァンヘイレンをギターに起用した「ビート・イット」は、コメディー版までウケてしまうくらいでした。
その時、ビデオ内できていた赤いジャケットをマイケルが貸し出したそうです。
いかにもアメリカらしいですね。
『thriller』の功績
マイケルが「スリラー」で残した多くの功績
全世界累計セールス1億枚超。(1985年、ギネスブック「史上最も売れたアルバム」に認定)
全米(ビルボード)アルバム・チャート、通算37週ナンバー1。
全米(ビルボード)アルバム・チャートTOP10に80週エントリー。
1984年第26回グラミー賞12部門ノミネート。最多8部門受賞(ALBUM/RECORD OF THE YEAR含む)。
最優秀アルバム賞
最優秀レコード賞(「ビート・イット」)
最優秀男性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス(「スリラー」)
最優秀男性ロック・ヴォーカル・パフォーマンス(「ビート・イット」)
最優秀男性R&Bヴォーカル・パフォーマンス(「ビリー・ジーン」)
最優秀R&Bソング(「ビリー・ジーン」)
最優秀プロデューサー(クインシー・ジョーンズとマイケル・ジャクソン)
最優秀アルバム技術賞- クラシック以外(ブルース・スウェディエン)
シングル・カット曲7曲全て全米(ビルボード)シングルチャートTOP10入り(うち2が曲ナンバー1)。
1984年オリコン・年間LP、カセットテープ、CDチャート(現在の総合アルバム)3部門でナンバー1。
2009年、「スリラー」 が音楽ビデオとして史上初めてアメリカ国立フィルム登録簿入り。米国議会図書館でフィルムが永久保存される事に。
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「thriller」アルバム収録曲 シングルカット
Wanna Be Startin’ Somethin’ ★
Baby Be Mine
The Girl Is Mine feat. ポール・マッカートニー ★
Thriller ★
Beat It ★
Billie Jean ★
Human Nature ★
P.Y.T. ★
The Lady In My Life
★ シングル曲 3は1982年11月先行リリース
![](https://assets.st-note.com/img/1700699405198-SG7cUaJlvz.jpg)
まぁとにかく凄いアルバムでした。
発売40週年記念アルバムなども数多く発売されています。
マイケルが亡くなった後でも、この作品は永遠に人々の心に残り続けるでしょうね。
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