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『あぱとぅん』ぬいぐるみ型紙最終調整中

今までのあぱとぅん

1歳児が発した謎の言葉「あぱとぅん」。
その意味するものは『あそぼ』だということを知って、言葉の響きの面白さと、どこの国の言葉なのかわからないけどUpper Toonっていう英語風の存在しない言葉に聞こえてきたりして、なんだかすごく楽しくなってしまい、キャラクターを描いてみることにしました。

『あぱとぅん』決定デザイン

これが2023年1月のこと。 並行してロゴデザインも。 そして、このキャラクターをぬいぐるみ化してみようと決めました。
ぬいぐるみは上記のデザインをもとに作成した3Dモデルを展開して型紙を生成し、手縫いで縫い上げることに決めました。 ミシンじゃなくて手縫いがいいんです。 そこから今日までの間、ず~っと試作に費やしてきたわけです。

今までの試作過程はこちらから

型紙完成&これから

そして、やっと型紙として納得のいくものが仕上がり、細かい修正を経てプレーンな型紙が完成。 僕はこの型紙を商品として完成させたいので、現在はそのための作業を進行しています。

まずは縫い代の設定。
試作時には2つのサイズで出力していました。試作第1トライアルでは全高約18.5cm、第2トライアルでは一回り小さく約14cmで製作。 14cmのものは、手の指や足裏の縫製限界を見極めるためのサイズだったので製品として無理なく縫製できる最小サイズになるかと思います。 対して、このキャラクターのぬいぐるみとしての最適なサイズはどのくらいだろうか? 僕は最小サイズの2倍を "いい感じ" の上限と考えて大小の2サイズに対応する型紙を用意することにしました。
長くなりましたが、つまりは大小のサイズに対応するためには縫い代の設定も2通り必要になるということです。 というわけで、こんな感じに仕上がってきました。

『あぱとぅん』型紙

割といい感じです。 型紙と縫い代のほか、パーツ番号や合印、地の目の方向なども追加できました。 型紙はほぼ完成。 このあとは完成イメージ画像と取扱い説明書(縫い方説明)だけ! だけじゃない!!ここが一番大事ですからね。
まだ商品として仕上がるまでにはもう少し時間がかかりそうですが、いいものをご用意できるようにまだまだ頑張りますよ!

サポートしてくれる人が増えると、新しい作品を作る余裕も出てきます。余裕は新たな可能性を見出す機会をもたらしてくれますね。新たな可能性からは今までと違った視点も生まれるかもしれません。