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『あぱとぅん』ぬいぐるみ第2トライアル フェルト試作完成!

1歳児が発した謎の言葉『あぱとぅん』から生まれたオリジナルキャラクターをぬいぐるみにするチャレンジ中!

最初の試作トライアルで炙り出した改善点を踏まえて第2トライアルを進めています。

今回は3Dモデルから起こした型紙を整えたあと最初にフェルトで試作。 これは、縫い代による表面への影響(引き攣れなど)が出ない状態で形状がどのように再現されているかを確認するためです。 顔の表情を造形する段階や身体のフォルムを整える際にもフェルト自体を伸ばしたり縮めたりといった整形は行わず、中綿と裏布を使用して凹凸を表現しています。

では、第2トライアル最初の試作品を見てみましょう!

斜め前から
ほぼ同じアングル、ポーズの3D原型

まず、今回一番の肝となる口元の表情。 ちょっと鼻先にボリュームをつけすぎて、鼻筋の盛り上げが足りない感じだけど割といい感じに再現できてますよね!

手の指はこのサイズ(身長15cmほど)では曲げた状態で縫い上がるようにするのはかなり難しいので、指をひろげた状態に型紙上で変更しています。 中に芯を入れてもいい状況なら手の表情はあとから変化をつけられそうですね。

目が……黒目が大きすぎましたね。

正面と真後ろの写真も見ておきましょうか。

正面
後ろ

デザイン画のイメージにだいぶ近づきました!

初期デザイン画

少しずつキャラクターのイメージが僕の中で変化しながら固まってきたので、近いうちにデザイン画もアップデートしよう。

というわけで、試作第2トライアル最初の試作品は割といい感じに仕上がりました! この後どうなっていくのかお楽しみに。

サポートしてくれる人が増えると、新しい作品を作る余裕も出てきます。余裕は新たな可能性を見出す機会をもたらしてくれますね。新たな可能性からは今までと違った視点も生まれるかもしれません。