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書評:超加速経済アフリカ

超加速経済アフリカという本を読みました。ファクトフルネスでも触れられていますが、アフリカに関しては認識のアップデートが必要だと改めて感じさせてくれる良書でした

【まとめ】

一言でいうと、著者曰く、「アフリカを訪れた人は皆驚く」「著者の印象は10年前のインド」

・ルワンダの首都キガリやケニアの首都ナイロビは標高が1500から1800 M の高地でとても過ごしやすい朝は気温15°で昼間は28°。一年中夏の軽井沢
・ケニア、ナイジェリア、南アフリカ、エジプトの4カ国はアフリカ主要国として覚えておきたい
・日本で1000億円以上の売上高がある会社を940社。一方アフリカでは400社程度の1000億円企業がある

【本から抜粋】
・ ナイジェリアでは西アフリカにドバイを作るという壮大なプロジェクトが進行
・東部のケニア、ウガンダ、ルワンダ、タンザニア、エチオピアあたりは人類発祥の地
・ルワンダの首都キガリやケニアの首都ナイロビは標高が1500から1800 M の高地でとても過ごしやすい朝は気温15°で昼間は28°。一年中夏の軽井沢
・ケニア、ナイジェリア、南アフリカ、エジプトの4カ国はアフリカ主要国として覚えておきたい
・世界全体の人口は2100年に100人ほどでピークアウトという予測が出ている。最近は90億人辺りがピークになる説も出てきた。
・アフリカは生産年齢人口比率のピークが2070年頃に65%でピーク
・アフリカのおよそ半数くらいの人は電気のない家に住んでいるが、日本も100年ほど前の1919年の電化率がちょうど50%程度だったよう。
・上水道の9も50%程度で日本が9率50%超えたのは1967年頃
・日本の会社員の平均世帯年収は約540万円。(2018年)一方、世帯年収が380万円以上の層がナイロビで約10%、エジプトのカイロだと46%程度。エジプト全体でも約13%が日本の平均世帯と同じくらいの収入を得ている。
・あらゆる世界の国が国で3000ドルとして1万ドルをほぼ達成できるのではないか
・ スマホ決済のM-PESAはホームレスも空き缶にコインではなくM-PESAを使っている
・サファリコムの株式の約3割を持っているのはイギリスの通信キャリアボーダフォン
・中国ではキーオピニオンリーダー(KOL)やキーオピニオンコンシューマ(KOC)が tiktok やタオバオライブで稼いでいるがアフリカでも同じことが起きつつある
・元々中国人にはメディアを信用せず口コミを信用するところがあった
・日本で1000億円以上の売上高がある会社を940社。一方アフリカでは400社程度の1000億円企業がある
・海外のフィンテック業界では1000万人のユーザがいて1兆円規模の取り扱いになるとビッグブラザーと呼ばれる
・たこつぼ漁を日本人が教えたこともあって、日本はタコをモロッコとモーリタニアから約7割を輸入している
・ タコ漁に関してアフリカ人から大きな信頼を獲得しているのがヤマハ発動機の船外機。車はトヨタが支持を得ている
・シンガポールではメイドさんが住み込みで月6〜7万円インドネシアだと1〜2万円アフリカだとルワンダでは月5000円(2016年)くらい
・ ケニア、ルワンダの大卒初任給はそれぞれ約350ドル、約250ドル(2019年推定)
・ルワンダで活躍する日本人(アントレアフリカ)

・ヒット商品:M-KOPA、カネカのカネカロン
・注目企業関係情報:BE FORWARD、Chipper Cash、kobo360、Zipline

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