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『この前入社した中途入社の◯◯さん、もうやめたの?経験者だから期待してたのに。』

coachee代表高橋です。

今は新卒より中途の方が辞める時代だそうです。会社の口コミには退職者からの不満の声。採用時に、口コミを見た求職者から辞退の連絡がまた・・・。もう目も当てられない様な負の連鎖ですね。。

さて、本日は、#人事図書館 にて、『EX起点の人事を考える』をテーマに、今SNSで有名なPeopleX  勝村 泰久様による勉強会に参加してきました。

EX(エンプロイーエクスペリエンス)とは?
入社から退職までの一連のフローにおける従業員の体験を指します。
そして、その体験を通して従業員を成功させることがエンプロイーサクセスとしています。

例えば、冒頭の例で言うと、中途採用のオンボーディングに課題があるのかもしれません。日本は世界でも少ない新卒至上主義であり、これでもかというくらい新卒に手厚い研修を行う一方で、中途入社者には入社後即現場アサインであることも少なくありません。

即戦力で、活躍してくれることを期待されオファーされてはいるものの、一つ一つの業務フローや文化も違います。ちょっとしたボタンの掛け違いが「使えない」レッテルを貼られたり、人間関係の溝をつくり、いづらくなって辞めてしまう。
そうなるとその中途入社者も不満足な体験をして辞めてしまいます。

また、よくあるのが『異動』や『昇進』時の肩身のせまさ。マネージャーになった瞬間にマネジメントできるんでしょといった目で見られ評価される。当然、マネジメントをしたことないため、できない。我流でやり失敗して降格する。そして辞める。
こちらもせっかく優秀だから昇進したのにもかかわらず、不満足な体験をして辞めてしまいます。

退職時はいつもネガティブな辞め方で逃げるように仲間が辞めていく。
こちらは、イグジットマネジメントをしっかり取り入れる。
メンバーは必ずいつかは辞めていくものです。せっかく長く苦楽を共にしたメンバーなので、できれば良い形で退職してほしいものです。イグジット=退職時の戦略を立てておくことで従業員の満足度は変わります。

以上は一例として、入社から退職までの一連の流れを下記のようなジャーニーをひいて各施策を連続的に企画し実行することで全体的なEX向上につながります。

人がいないからとにかく採用すれば良い。辞めたいなら辞めれば良い。人材が少なくなる中で、そんな時代はとうに終わりました。いかに一人ひとりの従業員の成功と向き合い、結果として会社を成功させる。そんな会社としての新たなあり方が重要なのだなと感じました。

人とちゃんと向き合える会社でありたいですね。
とても素敵な学び時間を勝村 泰久さんありがとうございました。

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