#32 不安やストレスと上手に付き合う方法Part.3(最終回)

Part.1Part2に引き続いて、日経の記事と連動させて最終回のPart.3を書いてみたいと思います。

Part.1では「不安」や「ストレス」が起こるメカニズムと、正しい情報を得ることの重要性を、Part.2では「自分で変えられること」に意識を向けて、それ以外は意識から外すことの重要性を書きました。

「自分で変えられること」について優先度をつけて、取捨選択することによって心の安定が少しでも得られると思います。

いまも十分頑張ってるってこと、改めて考えてみませんか?

記事にもありますが、感染拡大を防ぐために外出自粛や行動制限をしているこの状況こそが非常にストレスフルである一方、楽しいことはなんとなくする気になれないという抑圧感や、医療従事者など一生懸命頑張っている人がいる一方で自分は何もできていないなどの自責感などが重なって、辛いとか「無力感」を持ってしまいがちです。

ですが、このコロナ禍は長期戦。

こういった不安や恐れなどは、短期戦では大きなパワーを発揮しがちである一方、長期戦になると精神的な問題が出てきがちだと思います。

こういった危機の最中にはアドレナリンが放出されて疲れを感じにくくなりますが、ぜひ、こういったときには身体と心を休ませてあげてください。

みんな十分頑張っていますよね?

自分も、不安や無力感などを感じることが多々ありつつも、むしゃらに何かをやるのではなく(それもやりますが)、あえて5分間の瞑想をしたり、何も考えずに犬の散歩をするような、ぼ〜っとする時間を無理やり作るようにしています。

筆者も、このような長期戦では「タスクを課す」ことは避ける、不安に思っていることを書き出す、などを推奨しています。

その内容を以下に一部抜粋しますが、この記事があなたが心穏やかに過ごせる助けになれば幸いです!(こう見てみると、自分は結構タスクを課していたなぁと思ったりしていますが笑)

こういったときは、「タスクを課す」ことは避けたほうがいいです。それができなかったときに、より「自責」を刺激することになるからです。
時間があるから語学学習をしようとか、家中をきれいにしようとか、うっかり考えてしまいがちですが、こういうときは「慣れた行動」のほうが集中でき、かつ気分転換になります。いつもやっていることで、楽しく集中できることは何かな? と探してみてください。
ゆったりと自分をケアするときには、「タスク系、理屈系」よりも「雰囲気系」、と私は言うのですが、リラックスできる、脱力できるようなことがいいのです。音楽を聴く、心地よい布団にくるまる、ペットをなでる、ごはんをよくかんで味わう。猫の癒やし動画やお笑い動画もいいですね。10分ぐらいでコンパクトにできるリフレッシュがお薦めです。

それではまた明日!

<了>

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