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アクセスバーズとマインドフルネス

東京都板橋区大山で思考のデトックス、アクセスバーズのサロンを運営しています。

風の時代と言われている、昨今。重苦しい重厚な価値感から、軽やかで、精神的・無形なものに価値を置く時代。

「マインドフルネス」という言葉も馴染みのあるものになってきたような気がします。

もともとは、マインドフルネスは、新しい概念ではなく、東洋では、仏教における瞑想から来たもの。

日本では、2016年にNHKでストレスの対応方法として特集が放送される等、近年メディアで取り上げられる機会が増えました。

グーグルやアップル、ゴールドサックスマンなどで社員研修や、社員のストレスケアにこのマインドフルネス瞑想が導入されているようです。

マインドフルネスの効果。


マインドフルネスの思想が世界的に広まった理由のひとつは、脳科学や心理学の臨床で身体や脳への効果が示されるようになってからだそうです。以下の効果が報告されています。

【マインドフルネスに心を保つことの効果】
・ストレスの軽減
・記憶力や集中力アップ
・身体の痛みの緩和
・不安障害や不眠症・摂食障害といった、精神的に辛い症状の緩和
・免疫の活性化・抗炎症作用
・感情をコントロール
・脳波シータ波の増加

マインドフルネス、もともと日本では、瞑想・座禅というものがあり、昔からある概念ではありますし、ヨガなどでも馴染み深いものだと思います。

瞑想は、呼吸を意識することにより、身体との一体感を高め、過去や思考、感情にとらわれない状態に導こうとしています。

「いまここに」「ただ観る」ために瞑想。

あらためて、マインドフルネスの定義を調べてみました。

「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」(wikiより)

マインドフルネスは、姿勢を正して、今、自分の呼吸に意識を向けることで、雑念を排除していきます。「評価をせず」「囚われのない状態」で「ただ観る」ことをいかに現代社会が求めているか、ということを感じます。


つまり、リラックスだけ・様々な効果だけではなく、究極の目標は、「ただ観る」なのだと思います。

「ただ観る」ことを追い求めていくことは、自分に降りかかってくる様々な出来事や感情を振り回されることなく対処して、余計な意味づけなく理解し、自分の人生を作り出していきたいという人間の本質的な要求なのでしょう。

アクセスバーズもアプローチは違いますが、

「今、ここにある自分」に気づくセッションです。思い込みや制限、自分が囚われている考えや思考・固定観念などから解放し、ありのままの自分を取り戻すセラピーです。

ここでも「ただ観る」ということを目標としていますね。

そしてアクセスバーズも、施術中に瞑想の時に流れるシータ波が発生することから、「人にやってもらう瞑想」のような状態。

アクセスバーズは、「3回やると、自分に効果がわかり、10回やると元の自分に戻らない」と言われています。

宣伝文句のように見えますでしょうか!?

宣伝文句、と捉える方・・・・それは、もしかしたら、「固定観念・思い込み」かもしれませんよ!

アクセスバーズは、面白いものでやはりその方が出会うタイミングというものがあり、受け取りの準備が整ったからこそ、サロンにいらっしゃったんだな、と感じることが多いです。なので、サロンでは、次回のご予約は取りませんし、強制もしておりませんし、次回は「自分が思うタイミング」で来て頂いています。

アクセスバーズのセッションの変化。


個人差はありますが、3回目~4回目くらいから、自分の思考の癖、制限、思い込みに、自然に気が付いていくようになります。そのことにご本人が気づき始めてきたときに、アクセスバーズは単なるリラックスセラピーではなく、人生の変容ツールとして作用し始めます。

セッションもそれに伴い、変化していきます。私が変化させているのではなく、本人の受け取りが深化・進化していくのだと思います。

先日、5回目のお客さまがおっしゃいました。

「バーズをしてもらっている間、思考がグルグルとどんどん働いて、いろいろとやりたいことや思いついたことがいっぱい出てきました!バーズをしてもらっている間、くすぐったいとかそういうのではなくて、自然に笑いたくなってきて、自分が幸せな姿を見て周りの人が幸せになってニコニコしてて…..そういう姿が浮かびました。」

バーズをしていただく前に1年後の幸せな自分を想像していただきながら、バーズをさせていただきました。このお客様も最初はリラックス効果を感じられるところから始まりました。決して特殊な例ではなく、やはり回数を重ねていかれた成果もありますし、お客様の「変わりたい」という意志の強さや「気づこう」という努力もあると思います。

感情というのは、物事を動かす原動力として、とても大きいものなので、この幸せ感を感じたということは、それに向けての未来を作り出す大きな力となります。

しかし、変化が感じられなかった、そのような体感をしなかった、と思われても、心配しないでください。私もそういう劇的な変化はありませんでした。大丈夫です。

定期的なストレスケアが大切。


そして、アクセスバーズを定期的にすることでメリットが大きいと感じることは、日常にもマインドフルネス瞑想的なストレスケアを取り入れることができるようになっていくということです。ヘアサロンに定期的にこまめに通うと、髪のお手入れをまめにするようになるという感じでしょうか。

アクセスバーズだけでなく、定期的に何かを決めてやっていくことって、思った以上に変化を最大限にする効果があります。

アクセスバーズをすると、心の状態も整っていきますので、自然とマインドフルネスの世界にもすんなりと日常に取り入れられるようになっていきます。

ネットでは様々な自分でできるストレスケアの方法が載っているかと思いますが、こういったストレスケアを日常に取り入れようと思っても、心の状態が整っていないとなかなか実践しようという気にもなれないのですね。

サロンにいらっしゃるお客様にはいつもお茶をおすすめしているのですが、ほぼ95%の方が「ハーブティ」をお選びになります。ハーブティって、日常の忙しないワサワサした気持ちでいると、飲んでおいしく感じないのですよね。私はハーブティを飲む気分になれるかどうかで、精神的なバロメーターにしています。

ハーブティを選ぶということは、やはり心身がそういう静謐な状態を求めているのだなと感じます。また美味しく飲めるというのはやっぱり何か心身の状態が整ったということなのではないでしょうか。アクセスバーズやマインドフルネス瞑想も、ゆったり、美味しく体感していくには、少し日常の生活から切り離して、享受する。そんな気がします。


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