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リーダー・エフェクティブネス・トレーニング

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リーダー・エフェクティブネス・トレーニング(L.E.T)に関する記事です。コミュニケーションの向上に大変有効です。
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#メソッド3

「リーダー・エフェクティブネス・トレーニング(L.E.T.)」の体験

L.E.T.とは  部下など、コミュニケーションに苦しんでいる方は多いと思います。「リーダー・エフェクティブネス・トレーニング(L.E.T.)をご存じでしょうか。私は、当講座を受講する機会が得られました。この技法を学ぶと、コミュニケーションが劇的に改善します。トレーニング中心のメニューでもあり、非常に取り組みやすかったです。 L.E.T.の技法、学び 主として以下の技法を学びます。 理論・スキル紹介、演習、ワークブック演習を実践するため、学習の効果が非常に高いです。そ

L.E.T.における種々の「メッセージ」を使い分けてコミュニケーションを効果的にする

 L.E.T. (リーダー・エフェクティブ・トレーニング) では、リーダーが効果的なコミュニケーションを行うために、さまざまな「メッセージ」を適切に選択し、使用することが重要とされています。  ここでは、各メッセージを横串で捉え、使用目的と、それが適切である具体的な状況について考察します。  行動の窓モデルから見た場合、主として以下の黄色の部分を指します。この使い分けはL.E.T.においても肝となります。 1. I-Mメッセージ(アイメッセージ) 使用目的  I-Mメッ

L.E.T.の技術を1on1のミーティングで活かすー10の具体的技術

 L.E.T.(リーダー・エフェクティブネス・トレーニング)の技術を1on1のミーティングで活かす具体的な方法は以下のように実施できます。これにより、リーダーシップスキルを向上させ、部下との信頼関係を強化することができます。以下は各技術の詳細な説明と、それを実践するための具体的な手法について、10にまとめました。 1. 「行動の窓」の利用  L.E.T.の「行動の窓」は、相手の行動を客観的に捉え、評価や判断を加えずに事実として記録するツールです。1on1で活用することで、

夫婦のニーズに基づく解決策の探求ー(L.E.T.)メソッドIIIを用いた具体的アプローチ事例

 L.E.T.(リーダーシップ・エフェクティブネス・トレーニング)の「No-Lose 対立解決法(メソッドIII)」は、対立を解決するための効果的な手法です。個々のニーズを尊重しながら、全員が参加する協議を通じて、共同で問題解決に取り組むプロセスです。詳細は以下に記載しています。  今回は、具体的事例として夫婦が直面している問題を明確に定義し、お互いのニーズを理解することから始めます。そして、創造的な解決策を幅広く検討し、最良の選択肢を選定します。最後に、具体的なアクション

L.E.T.による対立解決ー「メソッドIII」と「価値観の衝突」の違いを理解することで無駄なエネルギーを使わない

 L.E.T.(リーダー・エフェクティブネス・トレーニング)において、非受容、私たちが問題を持つものとして、「メソッドⅢ」と「価値観の衝突」がありますが、異なるアプローチを提供しています。それぞれについて、私も過去に取り上げてはいますが、比較する観点で改めて取り上げてみたいと思います。これらの違いを理解することは、それぞれの概念が対処するニーズや状況を把握し、適切な解決戦略を選択するために重要になります。  これらの違いは主に対立の性質、存在するニーズの具体性、および解決に

L.E.T.における対立解決ーメソッドIIIの効果的適用

 「No-Lose 対立解決法(メソッドIII)」は、L.E.T.(リーダーシップ・エフェクティブネス・トレーニング)の重要な概念の一つであり、組織内で発生する対立を解決するための効果的な手法を提供します。この方法は、対立が生じた場合に、すべての関係者が納得できる解決策を見つけることを目的としています。具体的には、個々のニーズを尊重しながら、全員が参加する協議を通じて、共同で問題解決に取り組むプロセスを促進するのです。  このアプローチの核心は、「負けなし」で問題を解決する