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第二の故郷と地元の海

僕にとっての海といえば「大洗」、「平磯」、「阿字ヶ浦」

母の故郷が「那珂湊」で、親戚も「那珂湊」に住んでいて、
小学生から中学生卒業までの9年間は毎年夏休みになると
家族で親戚の家に数日泊まりに行っていた。

父が自動車会社に勤務していたので交通手段はいつも車。

僕は後部座席に座らされて、連れて行かれるままで、
今となっては記憶が殆ど無いのですが、
当時は多分、常磐道も今のようではなくて、
他の高速道路から入れるようになっていなくて、
サービスエリアや立ち寄れる場所も少なかった気が。
高速道路を使わずに一般道で行った時もあった。

一人っ子なのと、遊んでくれるような親では無かったので、
車中がとにかく暇で、時間がとても長く感じたのと、
しょっちゅうお腹が痛くなってしまい、
当時はコンビニとか無かったので、
ガソリンスタンド、交番、消防署などのトイレを借りた。
僕にとっては到着までが毎回苦痛でした・・。

大洗が近づき、「海門橋」という赤い橋が見えてくると、
「もう少しで着く~!!!」といつも大喜びしていました。

そして、到着後、
いよいよ海に遊びに行くのですが、実は僕は泳げなくて、
海水浴場としての「大洗」よりも、
磯遊びが出来る「平磯」から「阿字ヶ浦」が好きでした。

あと、海沿いを車で走るのが大好きでした。
今は自分が運転で、運転席側が海の時しか見れませんが、
子供の時は後部座席でどちらでも見れました!!

毎年泊まりに行って、中学生になった頃からは
親戚に自転車を借りて、一人で海まで行ったりしました。
自転車で海沿いを走るのは気持ち良かったです!

9年連続で泊まりに行き、自転車で海や街を走るようになり、
那珂湊は第二の故郷で大洗は地元の海と思っています。

海に行きたくなると「大洗」まで来て、海沿いを走って、
オフシーズンは無料になる駐車場に車を停めて、
海に降りて、ぼ~っと海を見ています。

実は先日、大洗のキャンプ場で一泊したのですが、
買出しが必要という事でキャンプ場の外に出て、
妻に「せっかくだから海に行く?」と言われて、
その言葉に甘えて大洗海岸まで行くことにしました。

天気が悪かったので、海沿いを走るのはやめにして、
大洗海岸に降りて、ちょっと散歩するだけにしたのですが、
散歩している僕を見た妻が「すっごい嬉しそう!」と一言。
確かに、キャンプ場を抜けて来ているのを忘れて、
海を満喫していました。

海が好きだな、大洗が好きだな~って改めて実感。

天気の良い日に行って海沿いを走りたいな~。
でも、夏は海水浴客で混むし、駐車場が有料になるので、
秋まで待つようだな。

ちなみにTOP画像はキャンプの時の大洗です。
画像を見ると分かるように思いっきり曇りでしたが、
そんなの関係なしに大喜びでした。






#わたしと海

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