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”教室のえんがわ”開催レポート 「公立小学校の良いところ・良くないところ」 2021/9/23

オンラインコミュニティ
『教室のえんがわ』の目的

教育は、誰かの犠牲の上にあってはいけない。
大人都合の教育は子供を犠牲にし
子供中心の教育は、
大人が犠牲になる可能性をもっています。


目指したいのは、
「大人も子どもも幸せに生きる教育また教育は
その単体で成立しているものではなく
社会に関わるすべての人で取り組むべきもの


協働作業だから孤立・断絶しがちな教育者(大人)たちをつなぎ
「大人も子どもも幸せに生きる教育」を


協働的に探求できる場として
『教室のえんがわ』を開きました。


『教室のえんがわ』H P
https://kyoushitsu-engawa.com/



<今回の開催>

2021年9月23日 9:30-10:30
テーマ:「公立小学校の良いところ・良くないところ」
教材:ひでこやnote


<なぜ、このテーマにしたのか>

公立小学校をやめた時
あの場所に嫌気がさしてた


でもそこから離れて
全く違う教育現場で身を置いてみて


「公立小学校の方がよかった」と思うことはあった。


それは決して、新しい学校を否定したいわけではない。


公立小学校から離れたからこそ、分かったこと。
それを発信することで
公立小学校で働く人たちや通う人たちの

希望に少しでもなればいいと思った。



<場に出た言葉たち>

今回は、中学生も参加してくれたことで
大人たちだけでは話せないことも
話せたと思う。


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【良くないところ】

金太郎飴的なこと
(でも、子どもの気持ちまで金太郎飴にするつもりはないという教員の方の言葉に救われた)

枠にはめらている


生徒が先生に対して意見を言えていない
キャンパスノートじゃなきゃダメというルールはおかしい
よくわからないルールを変えたいけど、言えていない
小さいことから変えていくことが大事
明日からみんなが過ごしやすい学校を作るために
先生に交渉していこうと思う



子どもに選択肢が少ない
選べないのに、主体的にはなれない
学びの当事者意識も少なくなってしまう



教員の守備範囲が広い 
夏祭りの巡回とか


公立の理念が同じようで、バラバラ。
だから指導の方法も
教員個人の経験則や価値観に沿ってバラバラになる。
みんなが一致していない。


時代にそぐわない校則


先生が多忙で、生徒と向き合う時間がない


Wi-Fiないなどの最低のラインに合わせることで
みんなが下がっていってしまう


責任の所在がわかりにくいので、変化しにくい


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【良いところ】

コスパがいい・給食がある
給料、学費の安定

子どもを預かってくれるから親が自由になる

教員の当たり外れがあるけれど、外れなければいい。

多様な家庭、子どもがいる。
経済力の差があっても、スネ夫とのび太のような出会いがある

すぐ通える場所にある
地域のつながりがある


適応教室やスクールカウンセラーが進んでいる

安心・安全の面でルールがある


設備がいい


一つのことの表と裏があるから、曖昧だけど
どうにでもなる。



<参加者の感想>

自分でも気づかないことにたくさん気づけた。
こうやってまたお互いに学び合っていきたいと思う。


まとまらないのが本音。もっと話したい。
公立の環境で対話ができたら一番いいな。
いやだと思っていることも
ほんの少しの勇気でどれだけ言える人がいるのが大事。
学校の環境も大事だけど、一人一人が変わること。


「社会をことこと煮込む」活動に参加できたらいいな。
今はもう教員じゃないけど、保護者として、一市民として。
だから、またえんがわに参加したいです。


個人的に中学生がいてくれたのはすごくいい。
学校では話せない。いろんな人がごちゃ混ぜになってたらいいな。
こんな場がもっとあったらいいなって思いました。
キャンパスノートのこと、ぜひ話してほしい


この場に期待していたことは
これからも公立学校で働く上で
前向きな気持ちになること
自分でも気づかない色んなこと 
良いところと良くないところを再認識できた。


いろんな考え方や立場の人がいて、楽しかった。
お話しできなかった人ともお話ししたかった。
これからも、自分がどうありたいかを考えていきたい。


対話の中の残念さから力になりたいと思った。
これまでたくさんの保護者の方と関わってきたけど
本当に寄り添えてきたのかを自問した。
できたこともできなかったこともあったと思う。
公立学校にフォーカスできたのがよかった。
えんがわに参加できてよかった
先生とかいろんな人と話したい
もっとこういう場が増えれば
もっとより良い社会が作れるんだなって感じました。
明日から変えていきたい。


すごく色々と発散できた。対話がすごく大事。
ネットで調べること情報を得ることは簡単。
でも、「自分はこう思う」「あなたはどう思う?」を
聴くのは全然違う。すごくいい。
また参加したい。


先生たちの考えと保護者の気持ちにズレを感じました。
ありがとうございました。


仕事柄、地域の人や校長先生、保護者などからいろんな陳情をもらうけど
それらを改めて聴ける場所。
お互いの感情を吐露しあえる場がとても大事だなって思いました。


個人として話ができる場がある
立場はバラバラだけど
直接的に関係のない人たちの考えを心を閉じないで
話せる場。すごく楽しかった。



次回は、10月に行う予定です。


サポートしてもらえたら、飛び跳ねるほど喜んで、もっと良い記事を書こうって頑張る子です。よろしくお願いします♪