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弱みを見せることができるリーダーは魅力的

こないだ友達と
“リーダーシップ”についておしゃべりした。



そこからリーダーに必要な条件
3つ考えてみた。



<リーダーってすごい人?>

リーダーというと
なんかすごそうで
大変そう。


たくさんの人の
先頭に立って
みんなを引っ張っていく。


頭の回転がはやくないと…
コミュ力が高くないと…
多くのノウハウをもってないと…
なれない。


そんなイメージもある。



でもいろんな組織や
コミュニティに属してみて
そんなことないなと
最近は、思う。


オーセンティック・リーダーシップ

という言葉が広がったように



今は、
“自分らしいリーダーシップ”という
概念もある。


でも
誰でもかれでも
リーダーになれるかと言ったら
そうでもないと思う。



<① ビジョン>

友達がこんなことを言っていた。

”ビジョン”をしっかり持っていて、
それをぶらすことなく、
周りに伝え続けることができる人が
リーダーだ。


ほんと、その通りだと思う。


つまり、
リーダーになるには
スキルや知識以前に


“ビジョン”がいる。



“ビジョン”がなければ
一貫性のある
物事の判断ができない。


“ビジョン”がぶれれば
いつまでも土台が作れない。



永久にカオス



ぶれる“ビジョン”っていうのは
結局、リーダー自身が本当に
それを求めていないからだと思う。



もしくは、
誰かの受けうりの言葉を並べて
“ビジョン”にしているだけ。



ハラとココロの底から出てくる
“ビジョン”ではない。



そんな感じがする。



<② 自己認識>

でも”ビジョン”だけでは足りない。



そのビジョンを
リーダー自身が体現できていること
が不可欠。



口だけならいくらでも言える。



だから、それが体現できているか。



できていれば
そのビジョンは
組織の細部まで行き渡る。


その場にリーダーがいなくても
そのビジョンが現実となって
存在し続けることができる。



やっかいなのは、
ハラとココロの底から出ていない
”ビジョン”を語っているだけのリーダーは
体現できるわけがないってこと。



それだけなら、まだいい。



さらに、やっかいなのは
体現できていないのに
体現できていると勘違いをしているリーダー。



いわゆる
”自己認識”ができていない人




以前、『インサイト』という本を読んだ。



読んで分かったのは
自己認識できていない人が
リーダーになった場合、
多くの犠牲者を出すということ。



戦争や政治の世界を見れば
その通りだし
小さな組織でも
起こりうること。



だから
“ビジョン”を
体現できているのかいないのかを

”自己認識”する力が必要。



体現できていない時点で
アウトなんだろうけど


少なくとも
適切な自己認識ができれば
足りないものを補える
可能性が残すことができる。




<③弱みを見せる>

ビジョンと自己認識。


あと、他にあげるなら
強い精神力とか
ユーモアとか

色々浮かんだけど



私が個人的に
魅力を感じるリーダーは、


“弱みを見せることのできる人”



自分の弱いところ
見せるのって怖いし
勇気がいるからこそ。


自分の弱みを
オープンにできる人って
強いなって思う。



反対に
自信がない人ほど
強いところだけを見せる。


そういうリーダーは
すぐにカッコつけるけど


見ていて
非常にカッコ悪い。



<結局は、リーダーで決まる>

「他力本願」という
言葉は好きではないけれど



組織やコミュニティは
結局は、リーダーで決まると思う。




リーダーがちゃんとしていれば、
それが現場の環境を作り出す。



良い環境があれば
多少、現場に努力が足りなくても
なんとかなっていくと思う。



もちろん、
そこに現場の努力も加われば
最強な組織だ。



反対に、
リーダーがダメだと
環境はいつまでつくられない。



そうなると、
現場がどれだけ努力をしようと
変えられない。



そして、ダメなリーダーほど
現場の努力を求めてくる。


悪循環。



結局、現場は
リーダーで決まる。



現場の努力が
リーダーを超えることはない。



残念だけど。
そういうものだと思う。


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