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新NISAで株を買うと言うこと

年明け1か月が過ぎて、日本株の急騰が目を引きます。
誰が買っているのか?
これはズバリ!海外投資家による日本株の「積極的買い」です。

では、日本国内の一般投資家は何を買っているのでしょうか?
それは海外、特に米国株式ファンドや個別株です。
確かに現在、世界の時価総額の米国が占める割合は5割に迫っているので、そこに目をつけていると言うことは間違いではありません。

いずれにせよ、海外投資家は日本株を、国内投資家は海外株を、という奇妙な現象が起きているということになります。

さて、成長投資枠で個別株を買うこともできる国内の新NISA口座申し込み件数は、年明け以降もさらに加速しています。
とはいえ、新NISAを利用している国民は、大体4割に止まると言うデータも出ています。
また、NISAでの投資消化率はまだまだ全然余裕があり、個別株を買う成長投資枠では9.1%、つみたて投資枠では0.8%に止まるとニュース番組の中でも専門家は言っています。

まだまだ伸びしろだらけの新NISAですが、今後は、NISAを利用する一般の個人投資家も日本株式投資への関心も高まりを見せていくことと思います。

ところで日本の個人投資家ですが、今までは、一般的に個人投資家は、逆張り傾向にあると言われてきました。
つまり、株価が下がったら買い、上がったら売るという動きです。

しかし、NISA口座を利用しての株式投資に限って言えば、ここまではこの逆張りが見られないと言います。
どういうことかというと、株価が上がろうと下がろうと、買い付けを行っている、と言うのがNISAの株式投資の動きのようです。
海外はこの傾向が強いと言われています。

この傾向から分かることは、短期的な視点で株価の上昇下降に一喜一憂せずに、長期保有を睨んでのことだと言うことです。

ちなみに、この買い付けランキングは、ここ10日間のトップ5では、上からJT、三菱UFJ、NTT、三菱商事、トヨタとなっています。

これからさらに本格化するであろう、日本人の個別株式投資。
関心がある人は、今のうちに勉強しておいた方がいいですよ。

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