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ここは辛抱の時

週末の日本株式市場です。
4月19日の日経平均は、前日比1011.35円安の37068.35円で大引けとなりました。
これは約2カ月ぶりの低水準で、今年最大の下げ幅となりました。

米国の影響をもろに受け、米連邦準備理事会(FRB)側ののタカ派的な発言や中東情勢の緊迫化などの材料が重なり世界的にリスクオフの動きが加速しました。
思っている以上に中東情勢が影響しているようです。
36,000円を底に、しばらく地合いの弱い状態がしばらく続くのではないでしょうか。

東証33業種では、値上がりが鉱業、海運、医薬品の3業種。
値下がりが電気機器、機械、精密機器など30業種でした。
プライム市場の騰落数は、値上がり86銘柄、値下がりが1554銘柄、変わらずが12銘柄でした。

個別に目を転じると、特に半導体銘柄が影響し、東京エレクトロン8%超安、アドバンテストが4%超安で、この2銘柄で日経平均を372円ほど押し下げています。

その他、指数に大きく影響するファーストリテイリング、ソフトバンク、トヨタ自動車、ソニー、リクルートなども下落しています。

一方米国も弱く、S&P500とNASDAQは、5日続落しています。
5日続落は昨年10月以来です。
危うくS&P500が5000ラインを下回りそうでした。
売り圧力の強さと地合いの悪さを表しているようです。

SOX指数は▲1.7%の続落で、半導体が弱かったですね。
米国でもTSMCが最高益を発表したのですが、▲4.9%の暴落。
投資判断引き下げを受けたTeslaも▲3.5%の暴落。
下落が止まりません。

大統領選挙年の米株は6月から上昇しますので、ここはもう少し辛抱が必要ですね。

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