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大人気の外国株投信の裏に潜むリスク

新NISAが発動されて1ヶ月が経ちましたね。
資金流入額ランキングを見てみると、やはり予想通り全世界株式、米国株式関連(特にS&P 500型)の投資信託が上位を占めています。

その他上位陣では、FANG(Facebook、Amazon、Netflix、Google[アルファベット])にAppleなどを加えたインデックスファンドやインド株インデックスファンドも顔を見せています。
皆さんも全世界株式(オルカン)や米国株式(アメ株)を選択して買われている方も多いと思います。
私もその一人です。

では、なぜオルカンやアメ株の投信を選ぶ人が多いのでしょうか。
多いと思われる理由の1つが
「みんながそう言っているから」
ではないでしょうか。

外国株投信一辺倒という様相を呈していますが、ここにはあるリスクも潜んでいることをご存知でしょうか。
それは「為替リスク」です。

今は円安水準です。
円安がために、恩恵を受けた投信もあることは事実です。
ですが、今後円高に触れた場合はどうなるでしょうか。
例えば、米国株投信を仮に1ドル=140円の時に1万円購入したとします。
それが今後円高となり1ドル=120円となった場合、「為替の部分だけ」を見ると8,570円となります。
これが為替リスクです。

もちろん、この為替以上の利率の伸びがあれば実質プラスにはなります。
大事なポイントは、投資する本人が、どこまでリスクを許容することができるか、によるということです。

できるだけ損をしたくない、ということであれば、国内と海外に分散するとか、株式と債券に分散するなどが考えられますし、損は絶対嫌だ!という方は、REITも含めて初めからバランス型投信を選ぶことも選択肢の1つになるでしょう。

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