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氷点下を体感!

昨日からの寒波で、気温がぐんぐん下がりました。今朝の通勤時、道路の凍結が心配でしたが、いつもの時間に車で大学に向かいました。車内のカーナビ画面を切り替えて、車外の温度をチェックしたら、最初は0℃でした。しかし、少し走って再度チェックすると-1℃になりました。この車を買って10年以上経ちますが、温度計がマイナスの温度を示したのは初めてでした。

九州に住んでいると、真冬でも氷点下を体感することは殆どありません。結構長く生きてきましたが、”温度計で”氷点下を経験したのは記憶にある限り2回目くらいでした。

1回目は、カナダのフォートマクマレーというオイルサンドの町での経験でした。そこには、オイルサンドの強制回収のモニタリング実験のために行きました。この時は日本では秋の10月でしたが、現地の日中の気温は正午でも0℃でした。天気には恵まれていて快晴が続いていたのですが、気温がそれ以上あがることはありませんでした。ここでは冬場になるとー20℃くらいにはなるそうです。この低温のため、日本から実験のために持って行ったビニール電線は使えませんでした。

冬の屋外で調査をしたことは何度もありますから、これまでにも氷点下は経験しているはずです。しかし、そのときには温度計を持っていませんでしたから、氷点下の証拠がありません。直近で言えば、昨年12月の久住での調査です。この時は調査初日が横殴りの雪でしたから、体感的には氷点下でした。また30年以上前ですが、九重のある山の山頂付近で樹氷を見た時も氷点下だったでしょう。

ただし温度計で氷点下を確認したのは、今日が二度目です。雪国の人には笑われそうですが、やはり九州は北海道や東北地方と比べると暖かいのです。

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