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「よっこいしょ」の起源 六根清浄

年齢には勝てません。体力や気力は、ここ最近年々衰えていきます。何とか自分を鼓舞して生きていますが、ついつい『よっこしょ』『どっこいしょ』などの掛け声をかけてしまいます。無意識に・・・。

この”よっこいしょ”の語源が、『六根清浄ろっこんしょうじょう』にあると知って、驚きました。六根とは、眼・鼻・耳・身・舌・意/心のことで、六根清浄とは、この働きを通じて、不浄を”見ない・嗅がない・聞かない・触れない・味あわない・思わない”という風に、身も心も無垢清浄になろうという祈りの言葉を表わしています。

この言葉は、霊峰で修行する修験者が山を駆け上がるときに唱えます。その”ろっこんしょうじょう”の掛け声が、”どっこいしょ”に変化し、さらには”よっこいしょ”に変化したと考えられています。”よっこいしょ”は”どっこいしょ”の進化形のようです。少し無理のある言葉の変化ですが、どうやらそうらしいのです。

今日は久しぶりの飲み会で、現在眠い目を擦りながらこの記事を書いています。そろそろ「よっこいしょ」と腰を上げて、ベッドに向かいたいと思います。



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