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日本地熱学会@岐阜#2 二日目

今日は二日目、そろそろ講演発表を聞くのに飽きてきました。今日面白かったのは、日本地熱学会賞を受賞した論文の受賞講演でした。この講演は、現在我々が進めているMT法プロジェクトに関する研究でした。

物理探査のデータ解析で、常に問題になるのが”地上の地形”の問題です。物理探査では地下の物性値分布に興味があるのですが、大気(空気)と大地の境界となる地形が、地下の物性値分布を解析する妨げになります。

最近はコンピュータとプログラミング技術の発達で、地表の形状(起伏)を考慮した解析も実施できるようになりました。しかし、まだまだ計算時間もかかり、計算精度の点でも解決すべき諸問題があります。

三日間開催される学会であれば、大会中日の二日目に懇親会が開催されます。地本地熱学会も例外ではなく、今日が懇親会です。これまでは、懇親会には積極的に参加していたのですが、コ○ナ蔓延期間を挟んだ今は、なんとなく参加するのが億劫になってしまいました。と言うわけで、今回は欠席です。

明日の朝イチで、我々の研究グループの3つの講演発表が行われます。今日はホテルで、じっくり発表練習をしたいと思います。

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