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インプットとアウトプットの狭間で

このブログは、自分のアウトプット力を向上させるために、軽い気持ちで始めました。しかし、既に2年を経過し、連続投稿の記録も更新中です。勉強や仕事で成果を出すには、アウトプットが重要といわれています。しかし、”質の高いアウトプットができない”や”アウトプットに時間がかかる”という悩みを、多くの人が抱えています。もちろん、私もその中の一人です。

アウトプット(output)は、”出力”や”発信”という意味の英語由来の言葉です。対義語はインプット( input)で、”入力”や”投入”を意味します。これらの言葉の語源はコンピュータ用語で、信号やデータを出力することをアウトプット、入力することをインプットと呼んでいます。アウトプットと似た言葉にアウトカム(outcome)があります。アウトカムは、アウトプットによって得られる成果や結果を表します。

物理探査の研究も、インプット(データ取得)からアウトプット(データ解析)が基本的な流れです。データ取得は、探査機器によって行います。この取得したデータを処理して解析することで最終結果(探査の有望地域)が得られます。これらの結果は、論文や報告書にまとめられます。

通常はインプット⇒アウトプットという流れですが、アウトプット⇒インプットという、最初に戻る流れもあります。この流れは、フィードバック(feedback)と呼ばれます。物理探査では、このフィードバックが重要です。最初のインプット⇒アウトプットの流れ迄で終わってしまうと、探査の当たりハズレが検証されなくなります。

探査が成功しても失敗しても、その結果を次(の探査)に活かすことが重要です。現在進行中のMTプロジェクトも、失敗と成功を重ねながら着実に進んでいます。

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