バークレーの思い出#8 ホーム・アローンのお爺さん
『ホーム・アローン』(Home Alone)は、1990年公開のアメリカのコメディ映画です。制作当時10歳だったマコーレー・カルキン君は、この作品で一躍有名になりました。テレビでも何度も放映されたので、見たこともある人は多いでしょう。
シカゴに住む裕福な家庭で、子沢山のマカリスター家は、クリスマス休暇を利用して家族総出のパリ旅行に出発します。しかし、主人公のケビン少年だけは、一人だけ家に取り残されてしまいます。そこへ泥棒が・・・と言うストリーです。このメインのストーリーに加えて、謎めいた隣人(お爺さん)が出てきます。この隣人は普通の老人なのですが、兄のバズの作り話によって、ケビンは「シャベル殺人鬼」と思い込んでいます。
このケビンが怖がっていた近所のお爺さんは、元々の設定にはいなかった人物らしいのですが、監督の提案によって、映画にセンチメンタルさを加えるために後から付け加えられたそうです。このお爺さんが、映画のスパイスとして渋い演技をしているのですが、実はこの役者さんが、私の住んでいた家のハス向かいに住んでいました。
映画では、無表情で雪かきをして、融雪剤として塩をまいているお爺さんですが、私が見たお爺さんはいつも庭の落葉を掃除していました。言葉を交わしたことはありませんでしたが、2-3度は見かけたことがありました。やはり、いつも庭の掃除をしていました。残念ながら、この役者さんは2011年に逝去されたそうです。
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