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マスクとリスク

福岡市には、地元では有名な高山質店という質屋さんがあります。この質屋さんには『買いトリくん』というキャラクター↑↑がいます。新型コ〇ナ感染症が5類に移行する前までは、ビルの屋上にいる巨大な買いトリくんはマスクをしていましたが、最近マスクが外されたそうです。

新型コ〇ナウイルスによる感染症は、令和5年5月8日から『5類感染症』になりました。かれこれ2ヶ月経ったわけですが、最近ではマスクをする人の割合が圧倒的に減りました。5類移行の直後くらいは、まだまだマスクが手放せませんでしたが、学内ではマスクをしている人の方が少数派で、大雑把な感覚でいえば1割くらいしかいません。

マスクの布の隙間は、ウイルスに大きさに比べればかなり広いので、当初はその効果が疑問視された時期もありましたが、唾液などによる飛沫感染を防ぐ効果はあったようです。さらに、コ〇ナだけでなく、その他のウイルスも寄せ付けなかったようです。

しかし、3年近くのマスク生活が定着したため、我々のウイルスに対する免疫力がかなり衰えているようです。それでも大人は年の功で、それなりに抵抗力がありますが、ほぼ無菌状態から急に細菌やウイルスだらけの環境に放り出された子供達には、影響が大きかったようです。福岡市ではコ〇ナ以外の感染症が小学生の間で広まっているようです。

行き過ぎた無菌状態は、その後の生活に影響が出てきます。感染症を防ぐためのマスクが、その後の感染症のリスクになっているのは皮肉な結果です。

注意)私は医療関係者ではありませんし、私の認識が間違っているかもしれません。ここでは私的な雑感を述べただけですので、間違っていたらご容赦ください。

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