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研究室の掃除を始めました#7 手が生傷だらけ

部屋の掃除を始めて1か月チョット。今は紙に印刷された資料の整理(廃棄)をしています。紙で残した資料には、研究用のものと手続き関係のものがあります。一番厄介なのは、試験の答案用紙です。これは個人情報が含まれているので、そのまま古紙回収に回すことは出来ません。基本的には、適当な大きさにシュレッドして廃棄です。

答案用紙以外は古紙回収に回せるので、A4サイズとB5サイズに分けて荷造りヒモでまとめます。その前に、一応デジタル情報として残しておくため、スキャナでデータ化します。たぶん二度と見ることは無いと思うのですが、心の平穏のためです。

研究資料にはこれまで実施した探査のデータや解析結果、論文作成のための図表などが含まれます。伊都キャンパスに移転した際に、ある程度は整理したつもりでしたが、少なくても20年分くらいの紙資料があるので、整理がかなり大変です。これまでに台車に山盛りで2台分は古紙回収場所に持って行きましたが、すでにもう1台分くらいが部屋に山積みにされています。

古紙に出すためには紙を分別してまとめないといけません。この時に、紙でよく手を切ります。紙は意外と鋭利で、特に上質紙は鋭利です。油断していると、いつの間にか手が切れています。これまで3か所くらい手を切りました。幸い深手ではなかったので、4-5日で治りましたが・・・。

紙類はある程度まとまったら、荷造りヒモで括ります。この雑誌・新聞紙・古紙・本の縛り方にはいろいろな方法がありますが、私にはオリジナルの縛り方”ミズナガ結び”があります。これは『十字結び』の変形ですが、十字結びや外科結びなどの一般的な結び方と違って、中央でヒモを結ぶのが特徴です。この結び方だとヒモが緩むこともなく、本などをしっかりと固定できます。文章だけでは説明し難いので、いつか機会があれば詳しく紹介したいと思います。

片付け始めた当初は先が全く見えませんでしたが、今現在、”本を除いた”紙の資料の約八割は処分が終わりました。ごみが減ると、何となく部屋も広く感じます。いつかは片付けが終わることを信じて・・・。

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