トランスフォーム元年

　NHKの朝のニュースで、寅トラ年に因ちなんだダジャレで、今年のトレンドを予想していました。そのニュース解説では、トラベル＆レストラン、トランスフォーメーション、トラスト(信頼)が、3つの重要なキーワードだと説明していました。

　トラベル＆レストランは、旅行や外食などのレジャー関連の仕事の復活を予想していました。もちろん、これには希望的な観測も含まれています。トランスフォーメーションは、デジタルトランスフォーメーション(DX: Digital Transformation)のことを指しています。

　DXは、2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授によって提唱された概念で、｢進化し続けるデジタルテクノロジーが人々の生活を豊かにする｣というものです。Digital Transformationを直訳するとデジタル変換になりますが、デジタルに“変換”することで新たな“変革”をもたらすという意味で使われています。

　トラベル＆レストランは、コ〇ナ次第で不透明ですが、コ〇ナに関係なくDXは間違いなく進んで行くと思います。皮肉なことに、コ〇ナ拡大が｢遠隔授業｣や｢遠隔勤務｣などのDXを後押ししています。アナログ大好き人間の不肖・私も遅ればせながら、文字情報のデジタル化を少しづつ進めています。

　数年後には、今年が”トランスフォーム元年”だったと言われることになるかもしれません。