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雑記コラム

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物理探査に関係が薄い雑多なコラムをまとめました。
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#伊都キャンパス

通勤途中の気になるお店#16 イタリアンレストラン『イトリー・イト (ITRI-ITO)』

今回の気になるお店『イトリー・イト (ITRI-ITO)』は、”通勤途中”ではなく、九州大学伊都キャンパス内の椎木講堂の2階にあります。椎木講堂は”椎木さん”の寄付によって建てられた立派な講堂で、九大の卒業式や入学式はここで行なわれます。 この​イトリー・イトは、椎木講堂ができた当初からある店で、リーズナブルな値段で本格的なイタリアンが味わえると、近隣のマダムに評判だったと聞いていました。”お値段以上”かどうかは知りませんが、評判は良かったみたいです。しかし残念ながら、私は

伊都キャンパスはラビリンス

九州大学の伊都キャンパスは福岡市西区の西端にあって、一部の敷地は糸島市に含まれています。元々この辺りは、糸島半島の丘陵地に当たり、大学が移転する前はミカン山でした。そのため伊都キャンパスの建物は、山を削ったり谷を埋めたりして造成した土地の上に建っています。 理系ゾーンの建物は、ウエスト○号館という名称になっています。このウエスト〇号館は、別々の時期に建てられましたが、連絡通路でつながっています。しかし、別々の時期に作られたことと、斜面を利用して作られたため、建物が変わると同

白鶺鴒(ハクセキレイ)と鵯(ヒヨドリ)と鵲(カササギ)とワカケホンセイインコ

三日連続で、生物の話になりました。今朝、伊都キャンパス内の駐車場に車を置いて自室に向かう途中、理学部の駐車場で”白い鳥”と”黒い鳥”を見ました。黒い鳥はヒヨドリだとわかりました。白い鳥の名前には自信が無かったので検索してみたら、ハクセキレイ↑↑だとわかりました。この検索の過程で、九州だと、ホオジロハクセキレイの可能性が高いこともわかりました。 伊都キャンパスは福岡市の西端にありますから、自然は豊富です。野鳥の他にもタヌキやイノシシなどの野生動物にも、運が良い?と遭遇します。

体感で5℃違います。

九州大学の伊都キャンパスは、福岡市の西端にあります。伊都キャンパスの敷地の大部分は福岡市に含まれますが、キャンパスの西の一部がお隣の糸島市にはみ出しています。 私が家から伊都キャンパスまでの通勤の中間地点に今宿という場所がありますが、この辺りから気候が大きく変わります。私の住居は福岡市の中心部から離れた場所ですが、都会と田舎をミックスしたような場所です。福岡市西区は福岡市の中では比較的イナカに属しますが、今宿を過ぎると”気候のイナカ度”が増してきます。 わかり難いかもしれ

通勤途中の気になるお店#7 まる勝

 福岡市は、豚骨ラーメンが有名です。もちろん福岡市民はラーメンが大好きで、多くの場合、お気に入りの店が何件かあります。福岡のラーメンは、麺が細いため、大盛にしてしまうと麵がふやけてしまいます。その問題を解決するために考案されたのが、独自の”替え玉システム”です。替え玉というのは、残りのスープに麺を新たに追加するシステムです。こうすれば、ふやけた麺を食べずに済みます。私は食が細いので、替え玉システムを利用したことは殆どありませんが・・・。  福岡のラーメンがこんなに麵が細いの

杉能舎の大吟醸

 九州大学の伊都キャンパスのすぐ近くに、浜地酒造という造り酒屋があります。屋号は、杉能舎です。この造り酒屋を知ったのは、今から20年以上前の、九州大学がまだ箱崎にいる時でした。  その当時、この付近の地下水の状態を調べるため、福岡市西区の元岡・桑原地区の地下水探査をしていました。誰が教えてくれたのかは忘れましたが、調査地の近くに日本酒の造り酒屋があって、当時は珍しいクラフトビール(地ビール)を作っていることを知りました。その当時は珍しいという話題性が先行していましたが、味も

フーコーの振り子

 フーコーの振り子は、地球の自転現象を演示する実験装置です。自転運動する物体上で、長い弦をもつ周期の長い振り子を長時間振動させると、次第に振動面が変化することが観察できます。フーコーの振り子は、フランスのレオン・フーコーが考案し、1851年にパリのパンテオンで公開実験を行ないました。  私が初めてフーコーの振り子を見たのは長崎でした。大学生の頃、長崎大の友人の下宿に遊びに行った際に、その振り子のある場所に案内してもらいました。その場所は、フーコーの振り子とは関係なさそうな長