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白鶺鴒(ハクセキレイ)と鵯(ヒヨドリ)と鵲(カササギ)とワカケホンセイインコ

三日連続で、生物の話になりました。今朝、伊都キャンパス内の駐車場に車を置いて自室に向かう途中、理学部の駐車場で”白い鳥”と”黒い鳥”を見ました。黒い鳥はヒヨドリだとわかりました。白い鳥の名前には自信が無かったので検索してみたら、ハクセキレイ↑↑だとわかりました。この検索の過程で、九州だと、ホオジロハクセキレイの可能性が高いこともわかりました。

伊都キャンパスは福岡市の西端にありますから、自然は豊富です。野鳥の他にもタヌキやイノシシなどの野生動物にも、運が良い?と遭遇します。ちょっと珍しい鳥では、カササギも時々見かけます。カササギは佐賀ではカチガラスと呼ばれている佐賀県を代表する鳥です。もともとは朝鮮半島からきたカササギですが、いまでは佐賀県に定着しています。カチガラスという現地名は、カササギが韓国でカーチと呼ばれることに由来しています。福岡市は佐賀県の唐津市に近いので、唐津方面から糸島半島に飛んでくることがあります。

鳥で思い出しましたが、20数年前、東工大の大岡山キャンパスに行った時に”インコの大群”にビックリしました。大岡山のキャンパス内を歩いていた時、木の下あたりに鳥のフンのようなものが大量にあることに気が付きました。「鳩かな?」と思ってふと木の上を眺めると、緑色のインコの大群が気に止まっていました。このインコの正体は、ワカケホンセイインコという鳥です。目黒区にある緑が溢れる東工大・大岡山キャンパスでは、1960年代からワカケホンセイインコが増殖し、一時は1800羽もの大群になったそうです。しかし、2016年頃に突然、キャンパスから姿を消しました。

ただし、このインコは都内からいなくなったわけではありません。このインコは高い木がスキらしく、最近では文京区の東大・本郷キャンパスで多数観測されているそうです。インコも学歴至上主義?。

ワカケホンセイインコ

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