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2Dドリルアクション『Pepper Grinder』【レビュー】

「ポケットモンスター」シリーズでお馴染みゲームフリークが開発した、
『スクリューブレイカー 轟振どりるれろ』なるドリルゲーをご存じでしょうか?

こちらはGBAの末期、DSも既に出ているタイミングで発売された為、
優先的に注目しておらず当時は手に取ることが出来ませんでした。
(その後、Wii Uのバーチャルコンソールで配信されました。)

それでもいつかは遊んでみたいなと、ドリルに対する憧れが常々あり、
『Pepper Grinder』をストアで見かけた際に歓喜のあまりポチってしまい、そのまま一気にクリアしたということで、今回レビューしたいと思います!


【概要】 『Pepper Grinder』について

開発:Ahr Ech、MP2 Games
販売:Devolver Digtal (『Inscryption』etc…)
ジャンル:横スクロールアクション
発売日:2024年3月29日(金)
プラットフォーム:Nintendo Switch / Steam
価格:1,700円 (Nintendo eshop内の税込価格)

ドリルで掘り進むと早く移動できるだけでなく、
地上に出る瞬間に加速するとジャンプ力も上がります。

奪われた財宝を取り返す為、主人公ペッパーは
ドリル装置グラインダーを駆使し火の中、水の中、森の中、掘り進む!
道中には強大なボスたちも待ち受けているぞ。


【公式トレーラー】

Nintendo of AmericaのYouTubeチャンネル内のトレーラー。
これさえ見れば1発でどんなゲームか理解できましょう。


【良い点】

①:ギミック満載のステージ構成

森に海に雪原に、さらには走行する列車の上にと
冒険の舞台は多種多様で、視覚的に飽きることがないです。

視覚効果だけでなくステージ上には適度な謎解き要素や、
ドリルの先端にバズーカを付けて敵を撃ち殺しまくったり、
ロボットやスノーモービルに搭乗したり。
ステージ毎に異なるギミックが用意されており最後まで飽きることがない。


②:繰り返し遊びたくなるゲーム性

手触りや爽快感が気持ちので、もう1度触りたくなる。これぞゲームの理想形。

1つのステージ内には隠しコインが5つ用意されており、
それらを探す楽しみも用意されております。

またステージクリア後にはタイムアタックもアンロックされ、
クリアタイムに応じた報酬も用意されており、
これがこのゲームの最大のやり込み要素と言えるでしょう。


③:サクッと遊べるボリューム感

ステージ選択画面は宝の地図のようで可愛らしいです。

『スーパーマリオブラザーズ3』や『スーパーマリオワールド』のように
ステージ選択式になっており、良い意味でやめ時があり、

また全体を通して5時間ほどでクリアできるボリュームなので、
インディーゲーム特有の手軽さがあり、忙しい現代人にも嬉しい。


【惜しい点】

そこそこ難しいゲームですので、とくにボス戦は人よっては
死に覚える必要があり、ストレスに感じてしまう人もおられるかも。
それは人によっては長所でもあるんですけどね。

私が1番惜しいなと思った点は、
救済措置としてお店で追加ライフを購入できるのですが、
1度やられリトライする購入した追加ライフは消失しており、
ステージを出て再び購入する必要があるのが少しだけ手間に感じました。

救済措置使ってるクセに負けんなよって話かもしれませんが。


どんな人にオススメ?

  • クラシックソニックなど高速な2Dアクションが好きな人

  • 短時間でサクッと終わるゲームを遊びたい人

  • ドリルが好きな人


最後に

『Pepper Grinder』のパブリッシャーはDevolver Digtalで、
こちらから発売されるゲームの安定感と爆発力は抜群!
センスの良い販売会社で、私が現在最も信用してるメーカーのひとつ。

ここ近年ですと、『Inscryption』『Cult of the Lamb』等、
ゲーマーの胸に深く刺さるタイトルを多くリリースしている実績があり、
『Pepper Grinder』はセールを待ったり、レビュー記事、動画を見ずとも、
何の迷いもなく購入し、結果的に信頼に応えてくれました。

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