vol.38 役職者(マネージャー)のくせに○○できない(怒)
前回から引き続き。次に
についてお話します。
怒りの原因
この会話は本当によく聞きます。(ちなみに当然のことながら役職者には役員なども含みます。)
この話しの怒りのポイントを考えてみますと、
ということじゃないでしょうか。
。。。
。。。
。。。
「その役職者に該当するスキルを持ち合わせているべきなのだが」の「べき」って???
役職者は万能の神ではない
ここでよくよく考えてみましょう。
基本的にメンバー全員よりもスキルがすべて高いから役職者になっているわけではありませんし、なんでも自力で解決できる万能の神ではありません。
年功序列的に年齢が達したら役職者になれるような企業は別として、通常は単に他のメンバーよりもところどころ高いものを持っているために役割としての適していると判断され指名されます。逆にいうと、適切な人がいなかったとしても役割として誰かが担うしかありません。
特に最近は役職者に求められるスキルが複雑高度化していると思いますし(さまざまな分野に特化したマネージャーのポジションが増えています)、それらをすべて完璧にこなすことができる人はなかなかいません。
僕なりの表現をすると、そんなものは
といった感じだと思っています。こんなユニコーン人材、どこかにいればぜひ捕まえるべきですが、まぁなかなかいないのではないでしょうか?
つまり、腹立たしく思っておられる方の中には、その役職者に対する理想が高すぎるところもあるのではないでしょうか?
役職者含めてチーム
ですので、役員含めた役職者に足りないスキルはその他メンバーが指摘したりフォローしていくことが肝要かと思います。それが本当の「チーム」なのだと思います。
さてここで一つ、スキルについて役職者が注意しなければならないことがあるかと思います。次回、それについてお話しして、長々と続けたテーマ「責任」を終えたいと思います!
つづく
次回「スキルについて役職者が注意しなければならないこと」
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