秋月秀樹

Baseconnectでエンジニアをやっています。 以前はシナジーマーケティングやak…

秋月秀樹

Baseconnectでエンジニアをやっています。 以前はシナジーマーケティングやakippaという会社でエンジニアリングマネージャーやっていました。いろいろ気づきを与えてくださった方々に感謝しつつ、日々精進。まだまだですが、自分も誰かのお役に立てれば幸いです。

マガジン

  • エンジニアリングマネジメントで日々思うこと

    このコンテンツは、僕が転職時に横スライドでいきなりエンジニアリングマネージャーとして働くことになったため、それぞれが抱くマネージャー像の差異による摩擦を軽減すべく、社内のチャットに不定期に自分のスタンスをつぶやいていたものになります。 色々書き連ねているうちに、これをネット上に公開してみて色々なフィードバックを受け、数年後に見返してみて自分の成長を実感するものいいかなと思い、内容はほぼほぼそのままにオープンにすることにしました。また自分はまだまだ未熟者ですが、このコンテンツで誰かに少しでも何か気づきを与えられるのであれば幸いです。 こういったコンテンツを書けるようになってきたのも、僕に多大な影響を与えてくれた戦友(上司や同僚)、さまざまなコミュニティの方々、ネットや本で本当に有益な情報を発信されている方々のおかげです。みなさんに感謝ッ!

最近の記事

vol.84 僕が考えるエンジニアの心得 ver1.0

今回は、僕が「こんな心構えでみんなと仕事ができると最高だなぁ」と考える、エンジニアの心得を文章化してみました。(エンジニア、と書きましたが、他の職種の人たちにも結構当てはまる部分が多いのではないか、と思っています。) 僕は基本このロジックに従って業務を遂行しています。 でも、まだまだこれから色々経験を積む内にまたバージョンアップしていくと思いますので、まだver1.0です。僕自身、数年後に今の内容とどう変わっているのか楽しみです。 僕が考えるエンジニアの心得 ver1.0

    • vol.83 決定について 4

      前回から引き続き 意思決定方法実際の人間関係の話はさておき、具体的な意思決定方法についてお話します。 以下の本を引用します。 そしてそれぞれのメリット・デメリットについては とこんな感じで書かれています。 よく といった話を聞きますが、意思決定するにあたり重要なキーファクターであることには違いありません。 では、一つひとつ見てみます。 多数決シンプルでスピード感もあります。予め決められたメンバーが投票して一番得票数の多いものを決定、とすればよいからです。 ただし

      • vol.82 決定について 3

        前回 と書きましたが、意思決定する役割の人は色々います。 マネージャーでいうと、チームマネージャー、グループマネージャー、ゼネラルマネージャー、エグゼクティブマネージャー、PdM(プロダクトマネージャー)、PjM(プロジェクトマネージャー)、、、などなど。 またマネージャー以外にも、従業員と一線を画す役員がいますし、役員と兼任することの多いCxO(別に従業員が就任してもいいですが)もありますね。 こういった意思決定者がたくさんいる中で、意思決定のルールが明確に決まってい

        • vol.81 決定について 2

          前回から引き続き。 「最終誰がどうやって決定するのか?」という話についてです。 ここで以前、「役職」というテーマ(vol.28 〜 vol.39)で以下のようなお話をしました。※ 要約しています。 。。。 。。。 。。。 そう、会社においては割とマネージャーが決定する場面が多いのではないでしょうか?(自己組織化が進んだ組織であれば、権限移譲によってマネージャー以外の人がたくさん決定していたりするでしょうが。) ここで重要なのは、マネージャーは「成果を最大化するために」

        vol.84 僕が考えるエンジニアの心得 ver1.0

        マガジン

        • エンジニアリングマネジメントで日々思うこと
          84本

        記事

          vol.80 決定について 1

          前回から引き続き。 閑話休題、話を牛尾さんのブログのところに戻します。 このブログ内でもう一つ大切なことがあるなと感じました。 以下のポイントです。 このシーンは、牛尾さんのやり方に対して、同僚の方が問題となりそうなところを指摘し、別方法を提案した後の最後の会話です。この会話はとても重要だと思っています。 それは 。。。 。。。 。。。 というところです。 この牛尾さんのブログのケースでは、レビューイ(牛尾さん)が決定するルールみたいですね。(おそらく内容の程度に

          vol.80 決定について 1

          vol.79 ただただ反対するだけでなく、提案もセットでお願いします

          前回からちょっと脇道にそれて話を発展させます。 ある意見に対して反対意見を述べると、 という風に言われたことはありませんか? これはわかりやすく翻訳すると ということです。 これは意見を述べている側としては、Best案でなくBetter案であり、なんらかの問題があることはわかっているけど、その問題を飲み込んでもやった方がいいと思って話していたりすることもわりとあるのではないかと思います。(特にとても難しい問題に取り組んでいる場合、こうなりがちです) で、僕はこの「

          vol.79 ただただ反対するだけでなく、提案もセットでお願いします

          vol.78 話し手の言葉について

          前回から引き続き、、、 個人攻撃は当然NGとして、「非難」「誹謗」「そしる」という言葉の意味にあるように する場合も問題があるので、話す側としてはその会話の対象(人自体ではなく、物事や言動などを対象とする)以外の注意すべきポイントなのではと思います。 ただし、ここは結構難しいところもあるのかなぁと思っています。 それは「1. 根拠のない事を言いふらしたり」はわかりやすいのですが、その他のものは感覚的でどこからどこまでが問題がないのかが曖昧だからです。 非言語(話し方や口

          vol.78 話し手の言葉について

          vol.77 人と違う意見を言うことについて 3

          前回から引き続き。 次に、以前あげた、人と違う意見を言う場合の色々な言葉について一つずつ見てみます。 反対意見反対意見の対象は意見に対する反対、または反対の意見でしょうか?特に何か問題があるように思えません。 批判なんだか刺激的で、NGな気がする言葉ですね。調べてみました。 どうでしょうか??こちらも意図としては問題なさそうにみえます。 批評これも刺激的な感じがします。でも、なんだかこれも問題なさそうな感じが漂います。「評」が入っているから??? 一応調べてみまし

          vol.77 人と違う意見を言うことについて 3

          vol.76 人と違う意見を言うことについて 2

          前回から引き続き。 メソッド屋のブログ「批判が少しだけ上手くなる方法を考えてみた [最終回]」で別の観点もあるなぁ、という話をしていました。 ※ 非エンジニアの人向けに噛み砕くと、同僚の方自身が牛尾さんのやり方では混乱するので別方法を提案しています 僕はブログを拝見して「まぁ『否定』の話もあるけど、その意見した『対象』もキーだろうなぁ」と感じました。つまり、あくまでこの同僚の方はアイデアに対して意見を述べていることもポイントなのかなぁと。(あくまで個人の感想です) いず

          vol.76 人と違う意見を言うことについて 2

          vol.75 人と違う意見を言うことについて 1

          コロナの接触確認アプリの件で牛尾さんのブログが最終回です。。。 メソッド屋のブログ 「批判が少しだけ上手くなる方法を考えてみた [最終回]」 ファンでした。超残念。大分炎上したようで牛尾さんも辛かった模様です。(ちなみに牛尾さんと面識はありません。というか、僕みたいな小物を認識してもらえることはないでしょうw) 今日はこのブログの内容を取り上げてみたいと思います。 人と違う意見を言う場合、色々な言葉があります。 このブログでは以下の3つの言葉が出てきました。 上記以

          vol.75 人と違う意見を言うことについて 1

          vol.74 会社の持ち出しで勉強させてもらえる人とそうでない人

          vol.69から続いたテーマ「プライベートでの勉強」のラストです。 過激なタイトルです。(煽るつもりは全くないのですが) Aさんは高額の有償イベントやセミナーの参加に会社からお金を出してもらっているが、Bさんは出してもらえない こういったことが何故起こるのでしょうか?? 。。。 。。。 。。。 厳しい話になりますがダイレクトにいうと、会社もビジネスがあるので投資判断をしているから、です。 「その人に◯◯を投資すると、ビジネスとして◯◯のリターンを期待できる」 とい

          vol.74 会社の持ち出しで勉強させてもらえる人とそうでない人

          vol.73 プライベートで勉強しない人について『個人的に』思うこと

          前回から引き続き。 プライベートで勉強しない人について『個人的に』思うこととして、僕は「まぁ勉強しないならしないで好きにしたらいいんじゃないかなぁ」とは思います。(とはいえ、面接でそういった姿勢の人が来たら落とすと思いますw) ただし、 ことは間違いありません。 ここで、プライベートで勉強する人、しない人でどのように人事評価が変わるのかというと、能力、業績、情意の3軸で考えてみると 能力個人差はあるものの、プライベートで勉強する/しないで差はつきそうです。 業績ダ

          vol.73 プライベートで勉強しない人について『個人的に』思うこと

          vol.72 業務で勉強する目的の中の違和感

          前回から引き続き。 業務で勉強する目的を3つ取り上げました。 目的1: 戦略面 目的2: 人材育成面 目的3: 福利厚生面 今回はこの業務で勉強する目的の違和感についてお話します。 僕は目的2に違和感を感じます。 会社は学校じゃない みなさん、よく聞かれるお話だと思うのですが、この目的2は割と学校的な側面を持っていると思います。 もちろんマネージャーがメンバーと「次はこういったことにチャレンジするのはどうかな?」というようなフォローの意味での人材育成は行うことがある

          vol.72 業務で勉強する目的の中の違和感

          vol.71 業務で勉強する目的は?その2

          前回は業務で勉強する目的について考え、戦略面、人材育成面についてお話ししました。 今日は福利厚生面の話をします。 目的3: 福利厚生面このままですね。 プライベートでがんばっている社員を応援する側面で補助を行ったりするわけです。 例えば、数万するような高額の本の購入やセミナーの参加の補助とかです。 ※このあたりはまた後で取り上げたいと思います。 ここで業務で勉強する目的について振り返ります。 目的1: 戦略面 目的2: 人材育成面 目的3: 福利厚生面 これらを並べて

          vol.71 業務で勉強する目的は?その2

          vol.70 業務で勉強する目的は?その1

          前回はプライベートで勉強する目的についてお話ししました。 今回は業務で勉強する目的について考えてみます。 業務で勉強する目的僕は3つの側面があるのではないかなと思っています。 一つひとつ話していきます。 目的1: 戦略面これはどういうことかというと、会社がお金や時間を投資してでもアウトプットして欲しいものがある、ということです。 例えばすごくわかりやすいのが、 とかです。 目的2: 人材育成面戦略面に似ているのですが、ちょっと違います。 貪欲にプライベートでも勉強す

          vol.70 業務で勉強する目的は?その1

          vol.69 なぜプライベートで勉強するのか?

          今回から新テーマ「プライベートでの勉強」について取り上げたいと思います。 みなさん、プライベートで勉強はどのぐらいされていますか? 僕はだいたい月4〜5冊本を読んでいます。冊数は意識しない派ですが、だいたい平均するとこのぐらいです。あとは気になったことを調べたり、社外の開発コミュニティの勉強会に参加したり、逆に主催したりもします。(コロナが来てからは全くやれていませんが。。。) まだまだとはいえ、少しは積極的にプライベートで勉強している方ではないかなと思っています。 どう

          vol.69 なぜプライベートで勉強するのか?