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貧困

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2020年1月の記事一覧

グレタ・トゥーベリはフィンランドの高度な教育の成果である

グレタ・トゥーベリはフィンランドの高度な教育の成果である。
彼女がアスペルガーだから、気候変動への異議申し立てをしたのではない。彼女のアスペルガーとフィンランドの高度な教育の結合がグレタに行動を起こさせた。
日本では低レベルな教育なので、同じアスペルガーでもグレタは永遠に誕生しない。 
なぜ、フィンランドの教育が高レベルなのか。
教師の年収が高額だからである。
日本のように教師は聖職者という嘘はフ

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資本論と精神分析は、人間社会を突き放してみている

資本論と精神分析は無視できない知識ですね。
この両者を知ることで、人間に対する幻滅はなくなる。

なぜ、いじめが?
なぜ、痴漢が?
なぜ、強盗が?

それらの事件の報道に接してもこの両者を知ることで、絶望と幻滅はなくなり、対処が現実的になり、地に足が立つようになる。

資本論と精神分析の基礎には種の起源がある。

資本論にせよ、精神分析にせよ、あまりにも「現実主義」なので、人間や社

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日本共産党が、革命を起こした中国、ソ連を非難する資格は一切ない

日本共産党は、政治家というより政治評論家の集まりにしか見えない。
もし、日本共産党が政治家という自覚があれば、革命を起こしたソ連や中国、それぞれの共産党を非難できないはずだ。なぜなら、日本共産党は、日本で、常に革命をさけるために一所懸命な共産党だからだ。それ故に、政治家という自覚が日本共産党にあれば、決して、中国やソ連を非難できないはずである。
そもそも、アメリカ合衆国も、大英帝国との独立戦争によ

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宗教や思想は歴史的現実との闘いである

宗教や思想から編み出された言葉は、歴史的現実との闘いから必然的に生まれた言葉であることを知らなければならない。
ゆえに、科学的社会主義という単語を暗記することには何ら意味はない。科学的とは、マルクスが鋭く対立したプルードンらフランスの急進的社会主義を「空想」と表現したことからくる二項対立として「科学的社会主義」という単語が、19世紀西洋の思想と歴史と国家への闘争から生まれた言葉である。
私たちが、

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国から痛めつけられた側がなぜ愛国的ナショナリストとして生きられるのか、生きられたら、それは、嘘つきである

たまたま、日本人として生まれ、かといって日本で何か美味しい思いをしたかというと特にない。
賃金は低かったり、長時間勤務でうつになったり、50歳手前で発達障害と発見され、障害者雇用を探しているが、見つからないのでA型事業所で勤務している。今は、支援してくださる方もおられ、ようやく生きていてよかったと思える。だが、それは、その方に対して感謝の念があるのであり、日本という国へは、そんな感謝、抱きようがな

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日本共産党、中核派、革マルの近親憎悪の醜い争い

老人が支配する中核派や革マル攻撃する日本共産党も宮本顕治に続き不破哲三という老人が支配するセクトである。中核派、革マルも日本共産党も体質は全く同じの保守的な団体であり、何ら発展性もなく、中核派、革マルも日本共産党も同じように、中国共産党を非難している。中核派、革マルと日本共産党の憎しみ合いとは、近親憎悪、または、本家と分家の憎悪、という斯様に実にナニワ商人的なエートスに支えられている困った自称左翼

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日本共産党の政党助成金の交付を拒否することは、何ら誇りにもならない

生活保護世帯が赤旗を購入するのは構わないが、そうなると、結局は税金から赤旗代を支払う形になってしまっているので、政党助成金を交付していない、と胸を誇ろうが、説得性は薄い。
だったら、政党助成金を交付された方がマシである。
特に、日本共産党の党員拡大は、高齢者が増えているので、党費、赤旗代が、生活保護高齢者であれば、政党助成金を交付されたほうがはるかにマシだ。
これこそ、地獄への道は善意で敷き詰めら

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金持ちへの嫉妬だけでは資本主義社会を変えることはできない

格差問題が単なる金持ちへの敵意や憎悪だけなら、説教強盗に喝采した大衆と差がない。 
本質は、なぜ、資本主義社会では労働者が窮乏化していくか、だ。
その窮乏化のプロセスをカール・マルクスは全力で解明しようとした。
つまり、金持ちへの嫉妬、トヨタの内部留保への怒りだけでは、資本家に敗北するのは明白である。
だから、私は、内部留保を殊更、問題視して労働者を組織化しようとする代々木=全労連は幼稚だとしか見

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