宗教や思想は歴史的現実との闘いである

宗教や思想から編み出された言葉は、歴史的現実との闘いから必然的に生まれた言葉であることを知らなければならない。
ゆえに、科学的社会主義という単語を暗記することには何ら意味はない。科学的とは、マルクスが鋭く対立したプルードンらフランスの急進的社会主義を「空想」と表現したことからくる二項対立として「科学的社会主義」という単語が、19世紀西洋の思想と歴史と国家への闘争から生まれた言葉である。
私たちが、歴史を学ぶ必要があるのは、思想を学ぶためでもあり、それが必然的に闘争へつながるのだ。

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