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庭で住まいを豊かにする3つの方法

昨日は、今日引き渡しの住宅にカーテンの取り付けに行ってくれていた、生活空間コーディネーターの平野美香さんに「いいお家ですね」とお褒めの言葉を頂いた上に、今日のnoteのネタまで頂いてしまった上田です。

今日は、住まいを庭で豊かにする方法について書こう思います。

昨日、平野さんから「いいお家ですね」と言ってもらった時に、「お庭のが仕上がったら、もっとよくなりますよ」とお話ししていて、そのことについてnoteを書いたらいいじゃなですか!とうことで、今日のnoteネタが決まりました。


僕は住宅を設計するとき、必ず庭の計画も同時に考えます。

以前にもライフスタイルから家づくりは考えた方がいいというお話を書きましたが、ライフスタイルに合わせた空間を豊かなものにするためには、庭は切ってもきれない重要な要素です。

家づくりをするときに、よく庭は後からやるからと、予算を取らない人がいますが、これは絶対やめた方がいいです。玄関は家の顔なんて言いますが、庭の方が家の顔になると思います。

どんなにいい玄関を作ったとしても、アプローチが土のままで、草がぼうぼうに生えた状態だと、台無しですよね。それだけ、家にとって庭は重要な要素ということです。

では、住空間を豊かにするために、どのように庭を計画すればよいか、ポイントは3つです。

・窓からの景色として計画する。
・空間を広げるために計画する。
・空間を区切るために計画する。

まず、窓からの景色として計画するについてです。
家を建てる敷地によって違いますが、窓からきれいに海が見えたり、山が見えたりと環境の良い場合はいいのですが、建物に囲まれてしまっていて、景色がよくないことってよくあります。そういう時でも、窓のそばに樹木を植えて景色を作ることで、空間を豊かにすることができます。

例えば、食事をするダイニングテーブルの側の窓から緑が見えるだけで、食事の時間が豊かになりますよね。

次に、空間を広げるために計画するについてです。これは、リビングに大開口サッシなどを設けて、庭と繋げる方法です。庭を外のリビングと捉えることで空間を広げることも出来ます。

天気の良い日はテーブルと椅子を庭に出して食事したりすると気持ちいいですよね。

最後は、空間を仕切るために計画するについてです。

例えば、外部からの視線を遮るために、木を植えて目隠しにすることもできますし、室内の空間を仕切るために坪庭を設けることです。

坪庭をうまく使うと、広がりを感じながら空間を仕切ることができますし、住空間に緑が入るので、空間を豊かにすることができるので、お勧めです。


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この3つのポイントをうまく使うことで、住まいを豊かにすることができます。

あとは、住宅をプランする時に、間取りを考えるという思考を気持ちよく暮らすための環境を考えるという思考に変えることで良い住まいを設計することができると思います。

今日は、住まいを豊かにする為の庭の計画の仕方について書きました。

インテリアで住まいを豊かにする方法は平野さんのにnoteを書いてもらおうと思います笑。


ということで、今日も学びの多い一日でありますように!!


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