家づくりをスムーズに進める方法2
昨日は、緊急事態宣言でテイクアウト営業のみになっていたスタバが店内営業も再開すると情報を得たので、打ち合わせ終わりの夕方からスタバで仕事をしてました。今週末プレゼンの住宅のプランが速攻でまとまり、環境って大切だなと改めて実感した上田です。
今日は、昨日の家づくりをスムーズに進める方法の続きを書きたいと思います。
ライフスタイルからの提案例
ライフスタイルを伝えて、自分たちに合う家を提案してもらうと書きましたが、どんなライフスタイルからどんな提案が生まれるかということを、僕が設計してきた家を一部例に出して深堀りしてみようと思います。
仕事が夜明け前から始まる方で、昼間はゆっくりしたいという要望でしたので、いい景色を眺めながらゴロゴロできる畳スペースを提案しました。
家庭菜園を楽しみたい。取った野菜をそのまま持って入って料理したり、友人を読んでパーティをしたいというご要望から、現代版土間ダイニングキッチンを提案しました。
好きなアンティーク家具に囲まれて生活をしたいというご要望には、家具やインテリアが映えるよう白いシンプルな空間を作ることを考えました。
家族みんなが休まる癒しの場所にしたいというご要望には、木をたくさん使った癒しの空間と包まれるようなピットリビングを提案しました。
人目を気にせずバーベキューやアウトドアを楽しみたいというご要望に、2階リビングに繋がるウッドバルコニーを提案しました。
ロードバイクを楽しみたいというご要望には、リビングに繋がる広い土間空間。ロードバイクのメンテナンスもできます。
海外のインテリアショップのようなモダンな大空間で過ごしたいというご要望には、トーンを抑えたモダンな空間と中庭とシームレスに繋がる大開口を作りました。
こんな感じでライフスタイルに合わせた提案をしてきました。やはり、ご家族によってライフスタイルって様々で、今まで100棟以上設計してきましたが、同じ家が一つもないのも事実です。
自分たちのライフスタイルをきちんと伝えることが、自分たちらしい家をつくることに繋がると思います。
また、設計をしている人もどんなライフスタイルのお施主さんにも対応できるように、常にアンテナを張って建築以外の様々な情報をインプットできるよう心掛けた方がいいですね。
今回は、ざっとご紹介しましたが、実際にライフスタイルに合わせて設計する際に考えたことを詳しく1棟づつ書いている 住宅設計noteを第2第4土曜日にアップしています。こちらも合わせて読んでみてください。
ということで、今日も学びの多い1日でありますように!!
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