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私の「第二の人生」の使い方

「もうすぐ父親として生きる日が終わる」

そんな思いを、日々、強くしています。
一昨日は息子の新居の正式な賃貸契約に同行しました。
そして昨日は生活用品や調度品の購入で運転手を務めました。

リフォームが遅れ、部屋の引渡し日が19日(金)と決まりました。
この日はワゴン車を運転して引っ越し屋さんの役目を務めます。
これが父親としての最後の仕事になりそうです。

「結局、何もしてやれなかった」

そんな思いが日に日に強くなっています。
彼から恨み言一つ言われたことがないのが、むしろ辛いような気もします。
母親を亡くしてから、いろいろ我慢ばかりさせてしまったのではと・・・

もっとも、当の本人は一人暮らしにワクワクしている様子。
家具選びや生活用品の買い物では、とても楽しそうにしています。

「今どきの子は、そんなものなのかな?」

昔の自分とは違うその様子に、ちょっと驚いてもいます。
彼には夢や希望がたくさんあるようです。
私はそうしたものをいくつか失ってきているので、うらやましくも感じます。

しかし、息子の転居騒ぎを通してふと気づいたのは・・・
考えてみれば、私自身も「新生活の始まり」と言えるわけですよね。
以前から温め続けていた「第二の人生」に集中して取り組む時が来たのだと思います。

今までは息子に遠慮して、なかなか思い切った行動がとれない場面もありました。
これからはそうした憂いもなくなり、決意を断行しやすくなることでしょう。
ある意味ではチャンス到来と見ることもできますね。

この人生の大転機に際し、20年来の構想を実行に移すこととしました。
私は教育の真の再生、ひいては日本国の再生を心の底から願い続けてきました。
そのため、主に若い先生方を対象として『教職救世塾』を5月から開講します。

自己不信に喘いでいる先生方には、もっと自分らしく自信を持っていただきたい。
ご自分の魅力に気付いていない先生方があまりにも多いことを悲しく思います。
今月は『自信向上・藤井塾』を開講して、そうした先生方をサポートします。

個人指導のお客様には多くのパワーを取得いただき、自分らしく生きられる人生を。
そうして将来は異業種の立場から、教育界へのお力添えをいただきたく思います。
あるいはパワーアップして教育界にお戻りいただけたら、とても嬉しいですね。

すでに一昨年から、『学校リスク管理士養成講座』を連続開講しています。
ここには気高い志を持っている真の教育者が集まっています。
現場でさまざまな場面を通して改善活動を進めてくれているのです。

独立起業後、少しずつではありますが、自分の夢を形にし続けてきました。
でも・・・まだまだ全然、物足りません。
もっと行動を加速していきたいと思っています。

先生方の実利実益にかなう講座を、さらに構築していきます。
キャリア転換をめざす方には確実性の高い情報と手段、ツール類を手渡します。
そして私自身、恵まれていない先生方の勤労の実状を社会に訴え続けてまいります。

40年前、我が国の教育に危機を感じて、世間知らずのまま教職をめざしました。
およそ30年間、立場を変えながらも教育の現場に立ち続けました。
「第二の人生」では「教育のトータルサポーター」の立場をめざしていきます。

教育の真の再生、ひいては日本国の再生を、生きているうちに実現したい・・・
世間からどんなに嘲笑されようとも、私はこの目的に全人生を捧げたいと思います。

「あそこに究極の教育バカがいた」

自分の死後、そう言われるようになれたら本望ですね。
まだまだやるべきことは多いですが、来世に後悔を遺したくありません。
完全に燃え尽きて、やり残しのない人生を作り続けていきたいと思っています。

<教員研修・進路ガイダンス・学校コンサルティング>
https://www.nfeti.com/

<教師専門のキャリアカウンセリング・コーチング>
https://www.kyoushi-tensyoku.com/


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