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『ありのままの自分』を哲学的に語ってみた。難過ぎたわ!

毎朝ライブで配信している
stand.fm【生きるを考えるラジオ】

【生きるを考えるラジオ】は
『自分の人生を生きるってなんだろう?』と
今一度真剣に考えてみようという
コンセプトのラジオです。

今日のテーマは
『ありのままの自分を生きるためには?』

「ありのままの自分を生きる」
「ありのままの自分を受け容れる」
「ありのままの自分を愛する」


こんな風に言われることも増えた。


しかし
この「ありのまま」

この言葉には注意すべきことがある。


それは、

①生まれ持った純粋な自分

②今の自分


という

別の2つの意味を含んでいるからだ。

いや、多分
これ以外の意味も含んでいる。



『ありのままの自分』というのは
「今のままの自分」とは違う。


しかし、
「今の自分」を受け容れなければ、
ありのままの生まれ持った純粋な自分には
戻っていかない。


「今の自分で良い」そう思いつつも、
「今のままの自分ではいけない」という

相反する2つの意識を同時に持つことで
自分の人生が動き出す。

回り出す。


蛇足になるけど、

『受け容れる』ってのは
『受け入れ難いものを受け容れる』ことだ。


「初めから受け容れられるものを受け容れる」なんて
受け容れることではない。

これも相反する2つが一つになっている。

このように、
物事の本質は相反する2つが一つになっている。

陰陽の法則の上に成り立っているなのである。



話を戻す。


『ありのままの自分』とは、

生まれ持った純粋な自分も指すが、
今の自分も指す。

自分らしくない自分であっても、
自分がそう生きているならそれも指す。

まだ自分さえも知らない自分も指す。


自分がそうなら全部そうとも言える。

それくらい
非常に曖昧なもの。




そんな中で、
『ありのままの自分』を生きていくには、

『新しい自分に出会い続けていくこと』
なのではないかと思う。

詳しくはラジオを聴いてね!
↓↓↓


ラジオ、
聴いてくれてありがとうございます。


今回のテーマ、
『ありのままの自分』

めっちゃむずいわ!笑

話しながら
改めて奥深さに気付いたわ!


『ありのままの自分』って
言葉で言うのは簡単だし、

あたかも『ありのままの自分』って
一つの人物像や人格がいるように思えるけど、

めちゃくちゃ定義が曖昧。


何だって
言葉で言うのは簡単なこと。

だけど、
言えるからって出来るかって言ったら
それは全然違うことだし、

感覚的なことは
本人が経験しなければ分からないので
言葉では伝わらないことのことの方が多い。


「分かりやすければ伝わる」
ってもんじゃないんだ。




そして、
感覚的なことを言葉にするのは
非常に難しい。


むしろ
『愛』を言葉で説明することが出来ないように
人として大切なことは言葉に出来ない。


それは想いであり、エネルギーであり、
目には見えないものであるからだ。

しかし、
いかに言葉にして伝えられるかを
考えることは大切に思う。


大事だからもう一度言う。

「分かりやすければ伝わる」
ってもんじゃないんだ。

もっと言えば、
「分かりやすければ分かっている」
ってことでもないんだ。


改めて今日は、
本質を伝えることの難しさを
痛感した。


良い経験をした朝だ。


散歩に出かけよう。


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