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社長の給与を減らせばスタッフの給与は増やせる

田中ひではる

 介護スタッフの給料はもっと上げられるべきだと思う。そしてもっといい人材が流れ込んできてほしいと思う。
では介護スタッフの給与を増やすにはどうすればいいか?売上を増やすか費用を減らすしかない。

 介護事業は介護報酬という国が定めた報酬で事業が成り立っているため、価格を上げて利益を増やそうとかは基本できない。
ご利用者に対して別の商品やサービスを提供する方法もあるが、今回は介護事業に絞って書く。

 特に施設系では定員も決まっているため売上には上限があり、必ずどこかで売上が頭打ちになる。それでも介護事業だけでスタッフの給与を増やしたければどうするか?
新規事業所を出す(売上を増やす)か、費用を減らすかしかない。

 今うちは中身を固めていくという段階だと思うので新規出店は考えていない。
新規出店をしないのであれば費用を減らすしかない。介護事業で1番大きなウエイトを占めているのは人件費だ。事業内容によるけど55%〜75%くらいかかる。

 給料を増やしたいと言っているので人件費を減らすことは出来ない。その他で割と大きなウエイトは家賃や採用にかかる費用だけど、ここも抑えるのが難しかったり日頃の努力が必要だ。今も努力の途中。
ではどこを?役員報酬ならいけると思う、すなわち僕の給与だ。

 今のうちの規模だと、僕の給与を減らしたところでインパクトとしてはかなり低い。
だけどスタッフたちが自主性を持ってミッションを達成し続けようと本気で動き、もっともっと!とガムシャラであれば、社長の役割はかなり減らせることはできる。
 そうなると社長は新しいミッションを見つけるか、採用し続けられる仕組みを作り出店しまくってもいい。他社を買収してもいい。退くのもいいだろう。

 会社を立ち上げた人はみんな何かしら達成したいことがある(もしくはあった)んだろうけど、軌道に乗ってスタッフが育ってしまえば役割はだいぶ減ってくる。

 ゼロから事業を始めてたくさんの人に喜んでいただけても、そこで胡座をかいてるだけなら置き物と化してしまう。僕もそうなりかけていた。
 一度満足に片足を突っ込んでしまえばもう二度と立ち上げ時のハングリーさを取り戻すことはできない。

 実際僕ももう一度西区草津の古民家でゼロからスタートするハングリーさはない。借りた古民家の庭に雑草が生い茂っていても借りた翌日にはキレイにした。
 そんな無邪気な28才の僕はもういないのだ。あのハングリーさと無邪気さが人の心を打つというのに。

 もし僕が第一線で不要な人材となれば、ビジネスオーナーらしく純利の配当金だけ受け取って社長は誰かに任せようと思う。
 そうなれば、会社が儲かったらスタッフみんなで分けて、赤字になればみんなで我慢しよう^ ^ ;

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