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僕たちの当たり前は…

田中ひではる

 最近情報収集をするときは海外の情報も拾うようにしている。海外展開を考えているわけじゃないけど、日本の当たり前だけで考えてると行き詰まることもあるし視野も狭くなる。

 欧米は日本と比べて子育てや障害者支援などの法整備も30年進んでいるという。日本遅れてるって言いたいわけじゃなくて、それだけ早く発展したから取り組みも早かっただけ。
法整備が30年進んでいるということは、子どもへの教育や大人の思考も進んでいる。簡単にいうと意識が高いのだ。

 例えばスウェーデンでは1970年あたりから男性の育児休業が始まった、その時は嘲笑されたらしい。少し前の日本のようだ。
今では育児休業を取らないとボーナスがなかったり、0歳児保育サービスはなかったりと、日本とはまるで違う。
0歳児保育サービスがない理由は、0歳のときは親と過ごすことが0歳児の権利とされているかららしい。

 また、オランダでは車椅子の人が電車で移動しようとエレベーターのない駅に行くときも、介助者無しで一人で行くという。何故かというと、行けば人が集まり車椅子を持ち上げてくれるから。
日本だとヘルパーや家族・友人と行かないと電車に乗れない!と考えるのが当たり前だ。

 これが欧米は30年進んでいると言われる所以だろう。そしてこの記事の画像で使っているニュース、福祉新聞のものだ。
 世界ではインクルーシブ教育、インクルーシブ社会に向かっていることを日本も知っているのに逆行していると指摘されている。

 良くも悪くも一度成立してしまった教育や医療、社会の仕組みを変えられない、行動変容が難しいことを象徴しているようだ。
 僕たちも生活習慣や食事習慣、働き方は中々変えられない。昨日と同じことをしてれば生活できるから、すなわち"続ける"ことの方が何も考えないでよくて圧倒的に楽なのだ。

 また、これも良くも悪くも日本は海に囲まれ同じ民族しか通じない言語を使う。
これは海外からの参入障壁にもなるし、同時に海外展開も阻んでいるのだろう。

 日本48%、ベトナム2%。これは何の数字だろう?
答えは「大人になったあと勉強しない大人の割合」。日本人の2人に1人は大人になれば勉強しない、ベトナムでは50人に1人。

その背中を見て育つ子どもたちもそうなる可能性は高い。

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