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社名の由来

要点

  • この社名を付けた理由は2つ

  • 1つ目は何をやってる会社かわかりやすい

  • 2つ目は障がい者の"がい"をひらがな表記にしたこと

  • 僕はどっちでもいい派


 うちの会社の名前は「株式会社障がい者ライフサポート」だ。最初は社名に"障がい者"と入れることに迷ったし、ちょっと長い。

 これは後談だが、会社名を紹介する時に「株式会社障がい者ライフサポートです!」って言うと、「え?障害者?株式会社?!」ってなることもシバシバだ。

 この名前を付けたのには2つ理由がある。
1つは、何をやってる会社かわかりやすいこと。
もう1つは、障がい者の"がい"をひらがな表記にしたことだ。

 まず、社名を見た時に「あっ、この会社は障害者支援をやってるんだな」とイメージしやすい。
 ご利用者や相談支援専門員などが事業所を探す時に、市がまとめている"事業所一覧"というものを参考にすることがある。ここには事業所名に加えて運営している法人名も載るのだ。
 
 上からざーっと見渡した時に、この社名が目に入ると一度は目を止めてくれると思ったからだ。
 目を止めてくれたとして、障がい者ライフサポートって言ってるんだから本気でやっているんだろう、と推測してくれるかもしれない。もちろん本気でやっている٩(๑`^´๑)۶
 
 例えばお客様目線で考えた時、障害福祉サービスをやってる「株式会社◯☓建設」と「株式会社障がい者ライフサポート」、って並んだらこちらに興味を持ってくれそうだ。少なくとも僕ならそうなる。
 最近は事業拡大で他業種からの参入も増えてきた。お客様には選択肢が増えたというメリットがある。

 2つ目は、障がい者の"がい"をひらがな表記にしたこと。
害という漢字は良くないからひらがなにしようってことでこうなったらしい。
 そしてあえてこれを使ったのは、たぶん今の時代でしか使われない用語になると思ったからだ。
 
 例えば30年後には、障害者という呼称すら使われていないかもしれないし、使われていたとしても"ひらがな表記問題"は進展しているだろう。

 もし30年後まで会社が存続していたら、若い人達は「なんで害がひらがななの?」って聞くと思う。
 そしたら「害って漢字は良くないからひらがなにしようっていう、そんな時代があったんよ」って70才の僕が言うだろう。そこからいろんな歴史を調べて、その若者は何かに辿り着けるかもしれない。

 この件について知らない人がいたら自分で調べてみてほしい。
最近ではすべてひらがなで"しょうがい者"と表記する動きもある。ある書籍ですべてひらがな表記で書いていてとても読みづらかった。

 ちなみに僕が出会ってきた当事者達は、"正直どっちでもいい派"ばかりだった。僕も同じだ。

 社名は、その会社が何をやってるか、誰がやってるか、創業者の想い、とかを表すものだと思う。
 うちは若干長いので事務員さんは「長いな〜」って思っているかもしれないが、僕は気に入っている。


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