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挑戦して得られるもの

 最近始めた弁当事業の売上は本業である障害福祉事業に比べると微々たるもんだ。しかも準備に時間がかかりお金は20万円弱かかったかな。それでもやりたい理由は山ほどある。

 飲食関係の繋がり、ノウハウ、経験、自己成長。お金では買えない、見えないものがたくさん手に入る。本業である障害福祉サービスのご利用者に仕事を提供することもできる。
 そして会社の経営理念は「障害者がありがとうと言われる社会をつくる」だ。
 今行っているイベント出店の中でも、ご利用者が活躍しお客様からありがとうと言われる機会の提供がいくらでも出来る。一石なん鳥なのかわからないくらい得をしているのだ。

 なんだってそう、お金と時間は先払いだし、最初から高い報酬を得ようとして何かを始める計算高さは僕には元々ない。

 中古介護用品店もフランチャイズで始めるんだけど、これも目的は全く一緒。物を売るノウハウは基本は一緒って言うから、やればノウハウが身に付くかもしれないっていうのと、ご利用者の仕事になる。
 フランチャイズオーナーさんも面白い人だから一緒に働きたい、これでいいのだ。

 もし両方の事業が失敗したって人生を揺るがすような金額ではない。今金融機関から融資を受けたら金利は1%とか2%だ。
 昔は住宅ローンでも7%とかの時代もあったらしいけど今は1%とか2%、さらにコロナでお金が異常にバラまかれている。僕ですらそれを実感できるのだから相当なバラまきなんだろう。

 金利が安いならさっさと借りてしまい、借りたお金をそれ以上で回せばいい。
 昔商工会のオジサンたちが集まる飲み会に行ったら、「頑張って10%の利益を残そう!」って言いながら乾杯していた。10%の利益が残せれば金利1%とか2%は痛くも痒くもない。

 もし事業が上手くいかなくても大丈夫。代替の効かない経験と人の繋がりが出来ているだろう。
 それよりは無駄に時間が経過して男性ホルモン値が下がり、やる気が起きないな〜って状態に陥ることの方がよっぽど怖い。人にとって男性ホルモン=テストステロン値は人格を左右するくらいのインパクトがあるらしい。

 もう一つ安心材料がある。そもそも人の失敗など誰も覚えていない、ということだ。
1日のうち95%はみんな自分のことを考えている。

 これだけの材料が揃っているのだ。
だからスタッフの中から「こんな事業考えました!」って人が現れてくれたら最高に応援するよ。
もしうちの会社を辞めることになっても。
もし上手くいかなかったら戻ってきてもいい。

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